第２話 ページ2
Aside
金色のドアノブを掴んで勢いよく開けると
病院と言う感じには思えない
病院独特の匂いもせず、むしろアロマの香りがする
でもそれが、少し緊張を解してくれる
？「こんにちは！こちらで受付お願いします！」
急に声をかけられてビックリする
入って左側に受付があって男の人が立っていた
ゆっくり近づくと、
？「問診票お願いします！」
そう言われて黙って受け取る
その時手が触れてしまって咄嗟に手を引っ込めてしまった
その反動で問診票が音をたてて落ちる
「あっ！あの！ごめんなさい！！」
？「大丈夫ですよ！ここ置きますね(笑)」
嫌な顔もせずニッコリとしてくれて、カウンターに問診票を置いてくれた
気遣いに目がうるっとしてしまった……
ペコッと頭を下げて問診票を持って椅子に腰をかける
順番に個人情報などを書いていく
最後の方には、
【現在お困りのことは】【不調になるきっかけ】
と書かれている
正直、書くのすら躊躇してしまう
診察室入ったら聞かれるだろうし書くのは止めよう
このまま受付に持っていくと
さっきの男の人が問診票を見た後、
？「Aさん、診察の前にこちらへお願いします！」
と、カウンターから出てきて別室に案内される
？「ここでお話伺わせて下さい」
と、ドアを開けて言われる
アロマが灯っていて、沢山の花が生けられていてとても綺麗な落ち着く空間
でも、私には密室に男の人と２人と言うのはどうしても無理で
中に入れない
そんな私を察して
？「ちょっとだけ待ってて下さいね！」
そう言って男の人は何処かに行ってしまった
５分くらい待ったところで
ワン！！！！！
と聞こえて足元を見ると
ワンちゃんがいた
舌をペロッと出して首を傾げて私を見てくる
？「こら、ヨンタン！先に行っちゃダメ！吠えちゃダメ！ヒョン達に内緒なんだから！」
そう言って走って男の人も戻ってきた
？「ワンちゃん居たら少しでも安心出来るかな？と思って(笑)」
さっきと同じ笑顔で言ってくれる
何となく、この人なら大丈夫な気がして
少し微笑んで頷いた
？「じゃあ、お話しましょう！
僕は、パク・ジミンです！
よろしくお願いしますね！」
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ラン - めっちゃ続き気になります！もう一作の方もです！医療系のお話あんまり見なくて読んでみたら自分好みの作品でした！続き待ってます。 (2018年12月29日 0時) (
レス) id: a2726dcf42 (このIDを非表示/違反報告)
りーぽぽ(プロフ) - おるペンさん» そう言って頂けて何よりです！！励みになります、ありがとうございます｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ (2018年12月16日 20時) (レス) id: cae51d67aa (このIDを非表示/違反報告)
りーぽぽ(プロフ) - ちむちむさん» 大変ですが、就活も更新も頑張りますね！！！ありがとうございます！！(>_<) (2018年12月16日 20時) (レス) id: cae51d67aa (このIDを非表示/違反報告)
りーぽぽ(プロフ) - あゆみんさん» ありがとうございます！！(｀；ω；´) (2018年12月16日 20時) (レス) id: cae51d67aa (このIDを非表示/違反報告)
おるペン - とても面白かったです。就活、頑張ってください。 (2018年12月7日 21時) (レス) id: acf76f7e67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りーぽぽ | 作成日時：2018年9月17日 22時
