第3話 ページ3
さっきぶつかった人はきっと先輩だから、１年棟に来ちゃえば大丈夫。
そう思って自分のクラスに入ると、見知った顔の人がいた。
というか、私の小学校からの親友、岩岡めぐだ。
「めぐ、おはよう！同じクラスなんて最高だね！！」
と言いながらさっそくめぐに挨拶に行くと、
「ううっ！A！！おはよう！知ってる人がいなくて、不安で死ぬかと思った！！」
鼻水が出そうな勢いで私に抱き着いてくきた。
「え、そんなに緊張してたの？ごめんねもっと早くこればよかった〜」
「本当だよ！もうっ！！」
そういうめぐは頬が赤くなっていて、ただでさえかわいい顔がもっとかわいくなった。
あ、そうだ。めぐの緊張を和らげようと、さっきぶつかった話をしてみよう
「そういえばさ！さっきぶつかった人がいてね！かなりのイケメンだったよ！怖かったから逃げ出したんだけど、背が高かったからきっと先輩だよ！この学校頭のレベルも高いけど、顔のレベルも高いかもしれない！」
そう言うとめぐの顔がいきなり険しくなった
「え、大丈夫！？目つけられてない？なんかあったら私に言ってね！！力になるから」
そう。めぐは泣き虫キャラなのに、友達思いで、実は強い子なのだ。私の自慢の親友と言える。
「えぇ？大丈夫だよ〜もう向こうは私の顔も忘れたと思うし！」
「うーん。そうなのかぁ。案外、そのイケメンがAの未来の彼氏です〜とかなるかもよ？」
「めぐ、やめて！！顔良くても多分あの人性格悪い！あと絶対女好き！なんかそうやって顔に書いてあった」
私がそう言った瞬間、めぐの顔が引きつった
「ん？めぐ、どうしたの？顔色悪いよ」
「誰が性格悪い女好きだって？？？」
後ろからドスの利いた声が聞こえた。
あーーーー・・・これは、いわゆる、そういうやつだよね。漫画とかでよくある。あの現象だよ。ほら、悪口言ってた本人に話聞かれちゃった！やばい！ってやつだよねあはははは・・・・・
もう一瞬にして大量の冷や汗が出た
「お前、今言ったこと絶対後悔させてやるからな？？」
それはそれはとてもいい笑顔で言われ、私の背中が汗だらけになったのは言うまでもない
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メラ - viaさん» ありがとうございます！そう言っていただけると、元気もらえます(o^^o) (2020年6月6日 12時) (
レス) id: 40f63785af (このIDを非表示/違反報告)
rin - viaさん» めちゃくちゃうれしいです！ありがとうございます！ (2020年6月6日 12時) (レス) id: d007864731 (このIDを非表示/違反報告)
via - すごく面白いです！展開が楽しみ…この後どうなるんだろう！最高です！！応援しています！ (2020年6月6日 11時) (レス) id: 124b642d9c (このIDを非表示/違反報告)
メラ - rinさん» ありがとうございます！やることが一区切りしたのでまた更新する予定です！ (2020年6月5日 1時) (レス) id: 40f63785af (このIDを非表示/違反報告)
rin - とっても面白いです！更新頑張ってください！ (2020年5月30日 22時) (レス) id: d007864731 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メラ | 作成日時：2020年5月30日 22時
