>> 玖 ページ10
善「それにしてもほんとに顔が綺麗だねぇ」
刻『さ、さすがにそんなに褒められたら恥ずかしいから…』
かれこれ3時間ほど善逸はAを褒め続けている。
善「俺が女の子だったら絶対結婚してる!」
刻『ハハッ、ありがとう』ニコッ
善「っ!それ!その笑顔がずるいんだよっ!!!」
刻『?』
そう、A自身は自分をカッコイイなど思ったことがないのだ。
善「ほんとにいいよねぇ。俺なんか女の子に騙されて振られてばかりだよ。」
刻『えっ!?善逸!?そんなにかっこいいのに!?』
善「ありがとねっ!!でも、Aに言われると腹が立つ!」
刻『うぇ、な、なんか、ごめん。』
善「もう!許すけどっ!Aからはほんとに優しい音がするからいいけどっ!」
刻『音?俺、うるさい?』
善「そうじゃなくてっ!俺は小さい頃から耳がいいんだ。だからAからも、優しくて心地のいい音が聞こえたんだ。」
刻(匂いといい、音といい、何だか不思議な人が多いな…)
善「でも、本当にあの時Aと出会えてよかったよぉ」
刻『そうだな。俺も善逸と出会えてよかったよ!』
善「A!!もうっ!ありがとぉ!!」
刻『また、日が暮れてきたな。鬼が出る。善逸、警戒しておこう。』
善「…り…ぬよ、こ……」
刻『善逸?どうしたんだよ。』
善「無理無理!!絶対死ぬよぉー!!いやだぁぁぁぁ!!」
刻『ちょ、善逸!?大丈夫だから!俺が守ってやるから!』
善「ズズッ、ほんとにぃ?絶対に守ってよ!約束だからって、あぁぁぁぁぁ!!お、おにぃぃぃ!!!でたぁぁぁぁ!!」
鬼「やっと見つけたわぁ!」
刻『っ!!』
善「何この鬼!!気持ち悪っ!!」
刻『善逸、今はそんなところじゃない!』
善「うん!わかってるよぉ!!でも、気になるんだよぉ!!」
刻『ぜんは下がってろ!鬼!俺が相手だ!!』
鬼「あ〜ら、いい男ねぇ!とっっても美味しそぉ」
刻(ゾワァ、な、なんだこれ!?寒気がっ!)
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煉哉(プロフ) - solutoさん» ありがとうございます!ほんとにありがたい限りです!!頑張っていきますね! (2020年3月10日 20時) (レス) id: 1df82ec3ed (このIDを非表示/違反報告)
soluto - とりあえず右の星押しちゃうぐらい好きです!!! これからも更新頑張って下さい! (2020年3月9日 22時) (レス) id: b02d5c4a6d (このIDを非表示/違反報告)
煉哉(プロフ) - 火祭りじゃぁぁぁぁさん» え、そんなことないですよ!。ありがとうございます! (2020年2月20日 11時) (レス) id: 1df82ec3ed (このIDを非表示/違反報告)
火祭りじゃぁぁぁぁ - 神作かな(・・?) (2020年2月15日 20時) (レス) id: eb4bf42b53 (このIDを非表示/違反報告)
煉哉(プロフ) - 小夜子さん» 細かいところの指摘をありがとうございます!今更ながら僕自身も調べてみると自分が間違っていました。しかし今題名を変えてしまうと見てくださってる方々に混乱する可能性があるので、このままにさせていただきます。申し訳ございません。とてもありがたい指摘でした! (2020年2月12日 12時) (レス) id: 1df82ec3ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Lito x他2人 | 作成日時:2020年2月1日 10時