近界民の空閑双子２《ワールドトリガー》

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迅｢遊莉ちゃんには、万能手(オールラウンダー)になってもらう｣

遊莉｢！......やっぱりそういうのあるんだ｣





それなら私もやりやすい





修｢あの、万能手(オールラウンダー)っていうのは....｣

迅｢その名の通り、どのポジションもこなす隊員のことだ。この中だとレイジさんがそうだ。


俺のサイドエフェクトによると、遊莉ちゃんには万能手(オールラウンダー)が1番適してる。もしかしたら、向こうにいた時もそんなポジに居たんじゃない？｣

遊真｢迅さんの言う通りだ。遊莉は前衛、中衛、後衛の全部をこなしていたぞ｣

宇佐美｢おぉ....！｣





なんか照れくさいな





迅｢だから遊莉ちゃんだけ、師匠が3人だ｣

遊莉｢おー｣

迅｢てな訳で........どーする？小南｣





どこか納得のいってない小南先輩は、仕方ないという様子で了承した





小南｢......分かったわ。やればいいんでしょ。でもその代わり........こいつはあたしが貰うから｣





小南先輩は遊真の肩に手を置いてそう言った





小南｢見た感じあんたが1番強いんでしょ？あたし弱い奴は嫌いなの｣

遊真｢ほほう、お目が高い。でも遊莉のことも忘れないでね｣

宇佐美｢じゃあ千佳ちゃんはレイジさんだね。狙撃手(スナイパー)の経験あるのレイジさんだけだから｣

千佳｢よ、よろしくお願いします....｣

木崎｢よろしく｣

烏丸｢......となると俺は必然的に....｣

修｢....よろしくお願いします｣





各々の師匠が決まった





私は全員だけど





迅｢よーしそれじゃあ、4人共師匠の指導を良く聞いて、3週間しっかり腕を磨くように！｣





なんかワクワクしてきた....









・









宇佐美｢そういえば、迅さんはコーチやらないの？遊莉ちゃんの師匠になってあげればいいのに｣

迅｢俺も最初はそう考えたけど、多分俺と遊莉ちゃんじゃあ戦闘スタイルが違うからなー。まぁでも、俺は今回抜けさせてもらうよ。色々やることもあるからな｣

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