検索窓
今日:4 hit、昨日:9 hit、合計:71,172 hit

#67 ページ17






"ピーンポーン"





2人で、手塚さんと忍の帰りを待っている時、インターホンが鳴った






沙和ちゃんが立ち上がって、確認しに行くのを止めて、私がモニターを見に行く。







しかし、そこには誰も映っておらず、気になって扉の覗き穴からも確認するものの、やはり誰もいない







黒島「誰?」

A「もういなかった。ちょっと外まで確認してるね」

黒島「あ、私も行く!」

A「駄目だよ。狙われてるのは沙和ちゃんなんだから、沙和ちゃんはここにいて。」

黒島「っ..でも...」

A「大丈夫。私こう見えて、結構強いんだよ。だから安心して?」







泣きそうな顔をして心配してくれる沙和ちゃん。やっぱりこの子は優しい....







黒島「じゃあ、これ持ってって」

A「え?」






沙和ちゃんが渡してきたのは靴べらだった







黒島「もし変な人がいたら、これでやっつけてね」

A「....フフッ。ありがとう」







私は外に出た








扉のすぐ外には誰もおらず、念の為駐車場の方まで行った








A「....はぁ」








そこにも誰もおらず、安堵のため息が出る









安心しきって帰ろうすると、









A「ッ!?」








私の目の前スレスレに、テレビが落ちてきた。声が出ないほど驚き、バッと上を見る







そこには尾野さんがいて、笑顔でこちらに手を振りながら声を出す









尾野「すみませ〜ん!手が滑っちゃって〜!」

黒島「ッ!Aちゃん!?」






驚きと恐怖で固まった私の元に沙和ちゃんがやってくる








黒島「Aちゃん!!大丈夫!?怪我ない!?」

A「ッ...あ....」







どうして外に来たと沙和ちゃんに聞きたい所だけど、そんな余裕も無く、私の体は少しの間震えたままだった

#68→←#66



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (102 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
362人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ひかり(プロフ) - 面白い!どーやん大好きなのて続きまつてます! (2023年5月4日 22時) (レス) @page28 id: b85022f684 (このIDを非表示/違反報告)
Rio*(プロフ) - リリィさん» コメントありがとうございます^^*なるべく更新出来るよう頑張ります! (2020年8月10日 17時) (レス) id: 1b4747e0e8 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - この小説大好きです!更新頑張ってください!応援しています! (2020年8月10日 17時) (レス) id: b7e0d5da89 (このIDを非表示/違反報告)
Rio*(プロフ) - ぷっしーさん» コメントありがとうございます^^*時間が無く、中々更新できませんが、今後ともよろしくお願いします!! (2020年8月1日 0時) (レス) id: 1b4747e0e8 (このIDを非表示/違反報告)
ぷっしー(プロフ) - はじめまして。面白くて一気に読んじゃいました。更新を楽しみにしてます。頑張ってください。 (2020年7月31日 23時) (レス) id: c013908320 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Rio* | 作成日時:2020年4月14日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。