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#64 ページ14

"翌日"



私は、沙和ちゃんにストーカーの事について色々教えてもらうために、沙和ちゃんの部屋に訪れている








黒島「はい。缶コーヒーでごめんね?」

A「ううん。ありがと」






その小さな気遣いが凄く嬉しかった







A「人がコーヒーを欲しがるタイミングが分かる洞察力...」

黒島「フフッ...もぉ、入力しないで」







そう言いながら沙和ちゃんはソファに座り、私はコーヒーを飲みながらパソコンとにらめっこ









A「....」

黒島「...少し休憩しない?」

A「あ、うん。もうちょっと」

黒島「ダーメ。パソコンとずっとにらめっこして、疲れてるでしょ?休める時に休んどかなきゃ。ね?」

A「...」






やっぱり優しいなぁ。沙和ちゃんは







A「うん。ありがとう」








私は、沙和ちゃんが腰掛けている横に座った。プシュッと、2人同時に缶を開け、そのまま飲む








A「ふぅ...」

黒島「フフッ...お疲れ様」

A「沙和ちゃんも」

黒島「頑張れ!って思いもあるけど、無理しないでね。Aちゃんの体のほうが大事なんだから」

A「....」

黒島「.....なんて、私が言わなくても、きっと二階堂さんに嫌という程言われてると思うけどね」

A「!」








やっぱり、沙和ちゃんには適わないなぁ...








黒島「そうだ!私、最近気になってたんだけど、二階堂さんには、何て告白されて、付き合ったの?」

A「え?告白かぁ....えっと...」








私は、5年前に忍に言われた言葉を思い出す。私は思い出した途端、恥ずかしくなって、顔を背ける







黒島「...二階堂さん、そんなに凄いこと行ったの?(笑)」






沙和ちゃんがニヤニヤしながら聞く








A「....」

黒島「フフッ...教えてよ」

A「い、いやだよ!」

黒島「いいじゃ〜ん」

A「絶対に嫌!!」







私は勢い良く机に缶を置いてしまい、バランスを崩して床にコーヒーがこぼれてしまった








A「あ...!ごめん...!」

黒島「ううん。私こそごめんね。拭くもの取ってくる」







私はその場に膝をつき、ティッシュで床を拭く







A「...?」







ふと、部屋の隅にあるコンセントが目に入り、おかしなテーブルタップがあることに気づく







A「あれって.....!!」

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ひかり(プロフ) - 面白い!どーやん大好きなのて続きまつてます! (2023年5月4日 22時) (レス) @page28 id: b85022f684 (このIDを非表示/違反報告)
Rio*(プロフ) - リリィさん» コメントありがとうございます^^*なるべく更新出来るよう頑張ります! (2020年8月10日 17時) (レス) id: 1b4747e0e8 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - この小説大好きです!更新頑張ってください!応援しています! (2020年8月10日 17時) (レス) id: b7e0d5da89 (このIDを非表示/違反報告)
Rio*(プロフ) - ぷっしーさん» コメントありがとうございます^^*時間が無く、中々更新できませんが、今後ともよろしくお願いします!! (2020年8月1日 0時) (レス) id: 1b4747e0e8 (このIDを非表示/違反報告)
ぷっしー(プロフ) - はじめまして。面白くて一気に読んじゃいました。更新を楽しみにしてます。頑張ってください。 (2020年7月31日 23時) (レス) id: c013908320 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Rio* | 作成日時:2020年4月14日 17時

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