二階堂カップル【あなたの番です】

#23 ページ23

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手塚｢どーやんとひーちゃんってさ、今まで皆に何て呼ばれてたの？｣

二階堂｢普通に二階堂です｣

A｢私は、Aって...｣

手塚｢えー？味気なっ。ていうか、ひーちゃんはどーやんの事｢忍｣って呼んでるけど、それはいいの？｣

二階堂｢いいっていうか....慣れ、ですかね。小さい頃から一緒ですし｣

手塚｢へぇー(ﾆﾔﾆﾔ｣

A｢....私もどーやんって......｣

二階堂｢忍でいい｣

A｢...はい｣

手塚｢(ﾆﾔﾆﾔ｣





歩いていると、部屋の扉が開き、シンイーさんと、黒人の男性2人が出て来るが、男性2人は私達と目が合うと、慌てて中へ戻って行ってしまった





A｢....？｣

手塚｢あっ、今朝はありがとね。また、何かあったら教えて｣

シンイー｢いえいえ、お構いなく｣






私達が通り過ぎた後、シンイーは慌てて部屋に戻って行った






A｢....(さっきの2人って...)｣

二階堂｢A？｣

A｢へ？｣

二階堂｢行くよ？｣

A｢あっ、うん｣






私達はエレベーターに乗り込み、手塚さんの部屋へと向かった。あの黒人は気になるけど.......









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手塚｢田宮さん。菜奈ちゃん。それと、石崎さんもだね｣

黒島｢え、本当ですか？｣

手塚｢ほら。石崎さんは嘘を言ってなかったって事になるよね。まぁ、もちろん、誰かがわざわざ偽物作って、それを捨てたって可能性もゼロとは言えないんだけど｣

A｢なら、浮田さん？も嘘を言ってなかったって事に....｣

手塚｢あとは...あんな事があった以上、これも確定なんだろうな｣






手塚さんは山際祐太郎に丸をつける。それを見て、私達はパソコンに入力していく






黒島｢こうして見ると、大きな進展はないですね｣

手塚｢うん。それとさ、木下さんはこんな物も拾ってるんだけど...黒島ちゃんのゴミ袋から拾った事になってるんだけど、心当たりあるかな｣






黒島さんのゴミ袋から拾われたと思われるゴミを黒島に見せる





黒島｢えっと....｣

手塚｢すぐに答えてもらえる？間が空くと、嘘考えてるのかなって思っちゃう｣





2人のやり取りに私と忍は顔を上げる

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