#42 ページ42
･
お父さんはボーダーのことを
こっちの世界とネイバーを繋ぐ橋になる組織、と言っていた
でも実際、
ネイバーはこっちの人間を襲ってるし、ボーダーはネイバーを目の敵にしてる
お父さんの話とは大分違ってた
千佳｢2人のお父さんってどんな人だったの？｣
遊莉｢ちょっと変わった人、かな｣
遊真｢......例えば、俺らが6歳の時に聞かされた親父の｢3つの教え｣ってのがあるんだけど｣
千佳｢｢3つの教え｣....？｣
その1
｢自分のことは自分で守れ｣
｢親はいつでもお前らを守れる訳じゃない｣
｢自分を鍛えるなり頭を捻るなり、自分でどうにかしろ｣
｢自分でどうにか出来ないものには近づくな｣
｢想像力を働かせて危険を避けろ｣
その2
｢正解は1つじゃない｣
｢物事にはいろんな解決法がある｣
｢逆に解決法がない時もある｣
｢1つのやり方に捉われるな｣
遊真｢そしてその3。｢親の言うことが正しいと思うな｣｣
千佳｢....！？;｣
遊莉｢変な人でしょ？｣
千佳｢確かに、変わったお父さんだね｣
遊真｢だろ｣
でもそれがお父さんらしい所でもある
遊真｢まぁそういう親父だったから、こっちの世界が親父の話と違っててもそんなにびっくりはしなかったよ｣
遊莉｢....問題なのは、お父さんの知り合いが、まだボーダーに居るのかどうかだね｣
遊真｢あぁ｣
･
･
お話が終わったのか、修から連絡が来て、お寺を出ることに
遊真｢おっ、来た来た。修と迅さん｣
戻ってきた修と迅さんと合流した
遊莉｢修、偉い人に叱られた？｣
修｢いや....まぁ叱られたけど、処分はひとまず保留になった｣
修の処分が保留になったの良かったけど、まだ安心出来ないらしい
どうやらボーダーが、私達のトリガーを狙って来る可能性があると
修｢これからどうすればいいですか？迅さん｣
迅｢うーん、そうだな........色々考えたけど、こういう場合はやっぱシンプルなやり方が1番だな｣
遊莉｢シンプルな....？｣
遊真｢やり方....？｣
迅さんは予想の斜め上を行く発言をした
迅｢うん。遊真、遊莉ちゃん、2人とも.......
ボーダーに入んない？｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 123人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あ - 合歓ちゃんみたい (7月22日 11時) (
レス) @page1 id: 63a9fa29e6 (このIDを非表示/違反報告)
Rio*(プロフ) - 百合70802号さん» コメントありがとうございます！先の内容をどうしていこうかずっと悩んでおりました😅お待たせして申し訳ないです。少しずつの更新になりますがよろしくお願いします！ (2022年8月20日 17時) (レス) id: 31d091d700 (このIDを非表示/違反報告)
百合70802号(プロフ) - 本当に最高の作品です！続きが凄く気になって仕方がないです！！ 続きが出るのを楽しみにしています！！ (2022年8月15日 9時) (レス) id: 980948db38 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Rio* | 作成日時：2022年2月8日 0時
