#21 木虎藍 ページ21
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｢ばいばい！三雲くん！空閑くん！遊莉ちゃん！｣
クラスの子に手を振り別れると、修は机にぐでぇと倒れた
修｢はぁぁぁぁ.......お前達、あんまりボーダーの人間に噛み付くなよ。怪しまれるぞ｣
遊莉｢だって木虎ちゃん、めっちゃ偉そうだったもん｣
遊真｢俺はああいう大したことしてないくせに、偉そうな奴が大っ嫌いなんだ｣
そんな私達の言葉に、修は眉間にしわを寄せた
修｢木虎は....間違ったことは言ってないだろ。実際僕は何も出来ずに死にかけた.......みんなを助けたのは空閑と遊莉だ｣
遊莉｢？学校の子達助けたのは修でしょ？｣
修｢....え？｣
だってそうだ
逃げ遅れた子達を助けたのは紛れもなく修だった
遊莉｢私達は修しか助けた覚えないよ？｣
修｢！｣
遊真｢全く......自分の手柄も他人に勘定してもらわなきゃダメなのか？面倒臭い奴だな修は｣
修は今日の自分をもっと褒めてもいいと思うけどね
謙虚なのはいいことだけど
そして3人並んで校舎を出ると、門の前に人が沢山集まっている
修｢ん？なんだ？｣
そこには、人だかりの真ん中で写真を撮られてる木虎ちゃんが
ちゃっかりポーズ決めてるし
遊莉/遊/修｢｢....｣｣
遊真｢何やってんだ？こいつ｣
木虎｢はっ....！｣
木虎ちゃんは我に返ったのか、ようやく私達に気づいてくれた
木虎｢....待ってたわ。確か、三雲くんだったわね。私はボーダー本部所属、嵐山隊の木虎藍。本部基地まで同行するわ｣
｢A級隊員が三雲先輩を迎えに....！？｣
｢三雲先輩すげぇ....！｣
....監視、だよね？
うん、全然凄くないし
話を聞く限り、やっぱり監視らしい
木虎｢三雲くん、あなた派手に活躍してヒーロー扱いされたいからって調子に乗らないことね｣
修｢いや....別に乗ってないよ。全然｣
木虎｢ハッキリ言ってあなたが居なくても、私達の隊が事態を収拾していたわ。あなたはたまたま、私より現場の近くに居ただけよ！｣
遊莉/遊｢｢いやいや、無理だから｣｣
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あ - 合歓ちゃんみたい (7月22日 11時) (
レス) @page1 id: 63a9fa29e6 (このIDを非表示/違反報告)
Rio*(プロフ) - 百合70802号さん» コメントありがとうございます！先の内容をどうしていこうかずっと悩んでおりました😅お待たせして申し訳ないです。少しずつの更新になりますがよろしくお願いします！ (2022年8月20日 17時) (レス) id: 31d091d700 (このIDを非表示/違反報告)
百合70802号(プロフ) - 本当に最高の作品です！続きが凄く気になって仕方がないです！！ 続きが出るのを楽しみにしています！！ (2022年8月15日 9時) (レス) id: 980948db38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rio* | 作成日時：2022年2月8日 0時
