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⚠︎松田は捜査一課所属 ⚠︎萩原も生存してます
｢Aさん、松田さんのことなんですけど…｣
事務処理をしていると、後ろから恐る恐る感が否めない雰囲気で声をかけられた。
振り返ると、やはり困った顔をした後輩、高木渉が立っていた。
｢なに？どうした？｣
｢それが…｣
午前中にあった出来事を事細かに説明され、私はそれを聞きながら自分の表情が曇っていくのが分かった。
｢そう…で、今どこにいるのかしら｣
｢あ、今は喫煙ルームにいると思います｣
｢ありがとう｣
ニコリと笑った私はゆっくり立ち上がると、｢あとよろしく｣と処理途中の資料を高木に押し付け足早にその場を後にした。
｢高木くん、Aさんに松田くんの事話したのね｣
｢佐藤さん！だって僕達じゃ言う事聞いてくれないじゃないですか｣
｢…そうね、賢明な判断だわ｣
私の後ろ姿を見て、後輩2人がやれやれと首を振っていた事を私は知らない。
❇︎
ーバン！
｢陣平！｣
｢ぅお？！びっくりした！｣
喫煙ルームのドアを勢いよく開けると、名前を呼ばれた彼は一歩後ろに飛び退いた。
｢何やってるの！｣
｢何って、見れば分かるだろおが｣
｢そうゆう意味じゃないの！｣
｢はあ？｣
｢とにかく、来て｣
腕を掴めば｢今火点けたとこだわ｣とまだ長さがある煙草を見せられた。
｢貸して｣
｢あっぶねえな！｣
それを器用に奪い取った私は、向かいで我関せずでプカプカ吹かしていた萩原の口に突っ込んだ。
｢むぐ｣
｢残り吸っといて｣
｢あらヤだ！陣平ちゃんと間接キッス♡｣
｢気持ち悪い事言うんじゃねえ！｣
｢キャッ！｣と乙女よろしくクネる萩原を無視して陣平の腕を掴むと来た時と同じ勢いで喫煙室を後にした。
.
松田(生存if)/微々甘/彼女(1/2) ページ11
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｢Aさん、松田さんのことなんですけど…｣
事務処理をしていると、後ろから恐る恐る感が否めない雰囲気で声をかけられた。
振り返ると、やはり困った顔をした後輩、高木渉が立っていた。
｢なに？どうした？｣
｢それが…｣
午前中にあった出来事を事細かに説明され、私はそれを聞きながら自分の表情が曇っていくのが分かった。
｢そう…で、今どこにいるのかしら｣
｢あ、今は喫煙ルームにいると思います｣
｢ありがとう｣
ニコリと笑った私はゆっくり立ち上がると、｢あとよろしく｣と処理途中の資料を高木に押し付け足早にその場を後にした。
｢高木くん、Aさんに松田くんの事話したのね｣
｢佐藤さん！だって僕達じゃ言う事聞いてくれないじゃないですか｣
｢…そうね、賢明な判断だわ｣
私の後ろ姿を見て、後輩2人がやれやれと首を振っていた事を私は知らない。
❇︎
ーバン！
｢陣平！｣
｢ぅお？！びっくりした！｣
喫煙ルームのドアを勢いよく開けると、名前を呼ばれた彼は一歩後ろに飛び退いた。
｢何やってるの！｣
｢何って、見れば分かるだろおが｣
｢そうゆう意味じゃないの！｣
｢はあ？｣
｢とにかく、来て｣
腕を掴めば｢今火点けたとこだわ｣とまだ長さがある煙草を見せられた。
｢貸して｣
｢あっぶねえな！｣
それを器用に奪い取った私は、向かいで我関せずでプカプカ吹かしていた萩原の口に突っ込んだ。
｢むぐ｣
｢残り吸っといて｣
｢あらヤだ！陣平ちゃんと間接キッス♡｣
｢気持ち悪い事言うんじゃねえ！｣
｢キャッ！｣と乙女よろしくクネる萩原を無視して陣平の腕を掴むと来た時と同じ勢いで喫煙室を後にした。
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松田(生存if)/微々甘/彼女(2/2)→←松田/ギャグ微甘/彼女(2/2)
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莉央。(プロフ) - 心路さん» 更新停滞中にも関わらずコメントありがとうございます！キュンを感じてもらえて良かったです＾＾ (2022年12月18日 10時) (
レス) id: fc043517d0 (このIDを非表示/違反報告)
心路 - すごく見ていてキュンとしちゃう感じの小説で面白いです😆 (2022年12月11日 23時) (レス) @page12 id: a7da08970e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：莉央。 | 作成日時：2022年6月14日 14時
