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それからとこれから ページ15
「A?どうかしたか?」
立ち止まる私に気付いて声をかけたのは零で、
それに続いて他のみんなも振り返った。
「んーん、なんでもないよ!」
ダッと走って零と景光の間に入り腕を組んだ。
「「おっ、と」」
勢いでよろけそうになった2人だけど、そこは安定の体幹で持ち直す。
「なーにAちゃん、こっちも空いてるよー?」
「まぁ、Aといえば、パツキン野郎と景光の旦那の間だな」
「3人が笑ってると安心するなー」
ガハハッ、と豪快に笑う伊達に「たしかに」と荻原と松田も笑った。
「みんなずっと笑っていてね!」
特に零には、今度はずっと笑っていてほしい。
私の1番の願いは、1度目の人生の時からずっと、零の笑顔だったのだと思う。
これからもずっと…
「みんなが居たら笑いは絶えないさ」
零の笑顔が見れますように。
それが私の1度目の人生から続く願い…
【笑い合える未来の為に】
(結果的に7度目の人生でミッションコンプリート?)
(何言ってんだお前)
(うるさい松田、髪の毛モグぞ)
(やめろ!触るな!)
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作者名:莉央。 | 作成日時:2022年5月5日 10時