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伊達(4/4) ページ12

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それから数ヶ月後、



「「「「「伊達(班長)おめでとうー!」」」」」

素敵なチャペルで伊達夫妻の結婚式が挙げられた。


もちろん同期は皆出席。

ヒロと零は軽く変装しているけど、みんな揃って伊達の結婚式に出席することができた。


「ナタリーさんめちゃくちゃ綺麗!!!」

「ありがとう、Aちゃんも素敵なドレスね!似合ってるわ」

この日の為に新調したパーティードレス。
今まで着る機会がなかった普段とは違う装い。


「馬子にも衣装だな、」

と、松田が小馬鹿にして来たが、そんなの気にしない!

「そのモジャ毛に火着けてさらにチリチリにしてやりたいとこだけど私は今めちゃくちゃ嬉しいから許す!」



ずっとずっと見たかった光景。

伊達とナタリーさんの結婚式。



「おいおい、泣き過ぎだバカ」

パンダになるぞ、とハンカチをくれた零。

「Aちゃん本当に嬉しそうだね」

泣き虫さんだ、と微笑むヒロ。

「いや、どんだけ泣くんだよ」

もはや引き気味の松田。

「ちょっと水道局の人!」

「誰が壊れた水道管だ」

萩原のジョークに笑って答えていると、女性の方は集まってくださーい!と召集がかかった。


「よし、ちょっと行ってくる!」

スチャ!と手を上げ向かった先で、微笑むナタリーさんと目が合った。


「お、」
「ハハッ」
「すげぇな」
「さすがAちゃん」

上から零、ヒロ、松田、荻原、

飛んできたブーケをジャンプして掴み取ると、振り返って4人に掲げて見せた。


「取っちゃったー」

取りに行ったんだろうが、と零が笑った。

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作者名:莉央。 | 作成日時:2022年5月5日 10時

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