我 ページ27
建物の前には人はいない
私は躊躇なく建物の扉を開けた
中に人はいなかった
この前仕事で少し暴れた時に
できた壁の穴も傷もすべてそのままだ
私は中を散策することにした
そして、少し歩いた時に
1発の銃弾が飛んできた
私は能力で時間を止めようとした
しかし、何故か能力が発動しなかったのだ
そのことがわかった瞬間
私はグッと体を仰け反らせて銃弾を避けた
少し左手をかすったが
ちょっとした傷がついただけでなんともないようだ
すると建物内のどこかから音が聞こえた
｢いやはや、あの銃弾を避けるとは。｣
建物の闇から姿を現した青年
糸目でサラサラの黒い髪浴衣に扇子で
これから夏祭りに行くような格好をしている
｢我が見た能力者より、少しは賢いようだな。｣
『さあ、その能力者の所まで案内してもらおうか。』
｢そう焦るな。童よ。能力が使えないのだ。大人しくしておけ。｣
『能力が使えないのはお前の能力か？』
｢そうだ。｣
(さっきから偉そうで腹立つなぁ……コイツ。)
青年は見た目、優しそうで大人びているが
私的には口調と態度だけでイライラする
｢能力が使えないのは我の能力で間違いない。
それを信じるか信じないかは童次第だが。｣
能力をもし彼が使っているのだとしたら
場合によっては
もう既に手遅れかもしれない
例えば視界に入ってる間だけなら
視界から外れればいいが
1度見た相手に発動できる私やゾムの能力と同じなら
私は二度と能力が使えないことになる
『能力が使える使えないはどうでもいい。
何が欲しい？？』
そう言うと
またどこからか銃弾が飛んできた
私はスっと避ける
(2人いるのか！？)
｢我は東京から来た。最近、研究所を荒らす不届き者がいると聞いてな。｣
『そして、私を殺しに来たと？』
｢いいや。面白い研究対象を捕らえに来た。｣
糸目の彼がそういった途端
左手から激痛が走った
(銃弾がかすった場所か……。毒？能力？)
そう考えているうちに
意識がどんどん遠のいていった
……
ドタドタと走る音
バンっと扉が勢いよく開く音
もぬけの殻の教室の教卓の上の
携帯を見て彼は言った
rb｢遅かった……。｣
スマホから声が聞こえる
tn《ロボロ！！Aは……！！？》
rb｢Aが……おらん……。｣
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リオチョチョ(プロフ) - 影の人さん» 本当ですか、、、。教えて下さりありがとうございます！ (2022年3月22日 22時) (
レス) id: 9f730bebc9 (このIDを非表示/違反報告)
影の人(プロフ) - いつも楽しく読まさせております…！突然ですが今荒らしが居るらしくて、晒しとかあるらしいですよ(ｺｿｯ）気をつけてください (2022年3月22日 22時) (レス) id: 30708c4ffe (このIDを非表示/違反報告)
ゆいか@shp推しのこたぬきでもあるcrew - ありがとうございます。じゃあちょっと私から見た黒陣営に推しと推しを引き離され挙げ句の果て推しに洗脳かけられたリスナー(ガチ勢)の恨みを教えてやりに行ってきますね。( ^ω^) あ、作者様好きです(女)←え？いきなり何こいつ (2022年3月14日 19時) (レス) id: c3ab9cbb2b (このIDを非表示/違反報告)
リオチョチョ(プロフ) - ゆいか@shp推しのこたぬきでもあるcrew さん» 煮るなり焼くなりどうぞ( ^ω^) (2022年3月14日 17時) (レス) id: 9f730bebc9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいか@shp推しのこたぬきでもあるcrew - 更新お疲れ様です！うわぁ、、絶対悪役感満載のやばいの(クロ)出てきましたねぇ、、 個人的には行け好かないのでマグマぶっかけていいですか？ありがとうございます！！←誰も何も言ってない (2022年3月14日 17時) (レス) id: c3ab9cbb2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リオチョチョ | 作成日時：2022年1月18日 16時
