ただいま ページ46
zm side
em｢ゾムさんとの通信がとだえました！！｣
そう言って飛びついてきたエーミールをコネシマは
両肩を押して引き離した
その奇妙な行動に不信感を抱きながらも
コネシマはエーミールに問いかける
kn｢は？つ、通信？？？｣
コネシマは理解出来ないまま
笑顔が引きつった顔をしていた
その一連の動作を通した後
エーミールはきょとんとした顔でコネシマを見た
em｢こ、コネシマさん！！？あれ？？持ち場を離れたんですか？？｣
持ち場？？
てか、俺はここおるけど……
em｢コネシマさんが戻ってきた……。ということはゾムさんも移動してる？？……｣
意味不明な事をポツポツと話す
エーミールはしばらく考え込んで
バッと走り出した
すぐに反応したロボロがエーミールの前に
大の字になって止めた
rb｢どこ行くねん！！｣
em｢ゾムさんを探してきます！！！｣
rb｢はぁ！？ゾム！？｣
戸惑っているロボロを横からスルッと通り過ぎ
エーミールはまた走り出した
俺はすぐにエーミールの後を追った
廊下にエーミールが出たのを確認すると俺は
ダクトに入って先回りをする
ダクトから外は見えないが、
エーミールが｢ゾムさん？ゾムさん〜？｣と
俺の名前を呼んで走っているので
その声を聞いたらどこにいるのか把握するのは
容易い
上手く先回りをした俺はダクトを出て
エーミールの前へと姿を現した
em｢！？ゾムさん！！｣
エーミールは安心した顔でこちらに駆け寄る
em｢良かった……。無事だったんですね！
連絡がつかなくなった時は焦りました。｣
エーミールは笑顔でそう言った
俺はこの一連の動作が全て副作用によるものだと
わかっていた
でも、このエーミールの行動はまるで……
zm｢俺を探しに来たんか？｣
em｢はい！余計なお世話でしたね。｣
エーミールは苦笑いをする
俺は急に目元が熱くなるのを感じた
em｢ゾムさん！？泣いて……！？｣
目から透明な液体が流れる
俺はエーミールを抱きしめた
zm｢エミさん……、ごめんな。｣
エーミールは心配性だから
探しに来ることもわかっていた
エーミールは我慢強いから
見つけるまで探し続けるのもわかっていた
エーミールは優しいから
こんな俺でも許してくれることもわかっていた
em｢ゾムさん……。私は貴方が無事で良かったです。
力もないのに勝手に貴方を探した私が悪いですから……。｣
zm｢……おかえり、エーミール。｣
em｢はい！ただいま戻りました、ゾムさん。｣
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リオチョチョ(プロフ) - 宇琉夜ハルさん» 要注意の続きは鳥居の後半からですね(*^^*)わかりにくくてすみません。こういったコメントはこちら側としても助かります。ありがとうございますm(*_ _)m (2021年10月8日 8時) (
レス) id: 9f730bebc9 (このIDを非表示/違反報告)
宇琉夜ハル(プロフ) - 要注意の次の話がないです！(多分) (2021年10月8日 7時) (レス) @page37 id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
リオチョチョ(プロフ) - おさしみくんさん» 頑張りましょう！！ (2021年10月6日 22時) (レス) id: 9f730bebc9 (このIDを非表示/違反報告)
おさしみくん - テストですか､お互い頑張りましょ！！ (2021年10月6日 22時) (レス) @page42 id: fac9785650 (このIDを非表示/違反報告)
リオチョチョ(プロフ) - 霜月さん» うおおおおぉ！！！ (2021年10月2日 20時) (レス) id: 9f730bebc9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リオチョチョ | 作成日時：2021年5月22日 16時
