【wrwrd】幹部死んでたんで助けます【続】

神様 ページ31

大広間には総統と私だけが残された


gr｢感謝するぞ。A。｣

『いえ、まだ終わってませんし……。』

gr｢いや、お前が来て久々にアイツらの笑顔を見た。｣

総統は目を細め大広間の空いた扉から廊下を走る幹部達を見つめていた

gr｢……幸せだ。｣

『……はい。』

その時、私は気が緩んだのか
お腹が｢ぐぅ〜｣と音を立てた

恥ずかしくて総統から顔を逸らす

gr｢腹が減ったな。食堂へ向かおう。｣

『そ、そうですね。』

私達は食堂へと向かった


●○●○●○●○

pin｢し〜に〜が〜み〜！！一体、これは、どういうこと！？｣

sng｢ええっと……。｣


死神くんがぺいんとに怒られている

なんでも、要注意とされていた｢コカビエル｣という悪魔が行方不明らしい


ここまで読者の皆さんには俺らの正体を隠していたけど……(メタいことは言うなby作者)


俺ら4人は神様をやっている

まず、ぺいんとは天使長であり、
天使をまとめ、この世が上手く回るように色々調整する役目

死神くんはそのままで死神であり、
その日なくなる人間を決めたり、
悪魔達をまとめたりしている

トラゾーは閻魔であり、
死人を天国と地獄に振り分けてる

そして、俺クロノアは主な名は無いんだけど
あらゆるものの来世を決めている


だから、下っ端の悪魔とか天使が暴れたら
結構困るんだよね……


pin｢はやく、捕まえてきて！！そこら辺にいるでしょ！｣

sng｢いやぁ……それが……｣

死神くんが目を右往左往させる

pin｢何？？｣

sng｢今、人間界にいるらしくって……
さっき、Aさんと会ってたんだよね……。｣


衝撃的なことを言う死神くんを見つめたままぺいんとは固まってしまった

krn｢俺、Aさんと結構一緒にいたけど会わなかったよ？｣

sng｢え？そうなんですか？？というか、なんでクロノアさんもAさんと会ってんのぉ！？｣

trz｢まあまあ、で、ぺいんと、どうする？｣

トラゾーの問いかけにぺいんとは腕を組んで
｢うーん……｣と唸りを上げた

pin｢じゃあ、死神くんはとりあえず今まで通りで、クロノアさんにAさんの監視を頼む。｣

sng｢え？コカビエルは？？｣

pin｢しょうがないから俺が探して捕まえてやるよ。｣

krn｢じゃあ、俺はAさんとコカビエルが接触したら連絡するね。｣

pin｢お願いします。｣

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