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第27話 ページ8

「・・・・・」

「・・・・・」

さっきから無言で歩く私と沖田総悟。

えーーーーーー!?

何も用事ないの!?だったら一緒じゃなくてもよくない!?

分からない。全然何考えてるのかわからない。

さっきから空見上げながら歩いてるし、何も言うことないなら私もういいかな?

ちょっと久しぶりに晋助とお話したかったんだけど?

「星がきれいでさぁ」

「へ?ああ。そうですね」

空を見てみると確かに星がきれいだった。久しぶりに星なんて見たな〜。

田舎にいたころは毎日のように見れてたけど江戸に出てきてからは初めてかもしれない。

「へ?って、そんな間抜けな声も出るんですねぃ」

「間抜けって…どういうことですか?」

「言葉の通りでさぁ。Aはなんだか堅苦しいイメージがあったから」

「私は間抜けではありません。堅苦しいと感じたのでしたら元々なのでほっといてください」

「へいへい。なんでAはそんなに壁を作りたがるんですかねぃ」

ほっとけこら。

「ま、なんかAに興味わいてきやした。その壁がなくなったときはどんな顔をするんですかね」

そういって沖田総悟はふっと笑った。

いや待って待って!興味なんて持たなくていいから!

ほっといてよ。関わりたくないんだからさ。

「私はそろそろ失礼します」

「へーい。おやすみ〜」

いたたまれなくなって私はその場をそそくさと立ち去った。

ひらひらと手を振り歩いていく沖田総悟を見て、私は、、、



殺意が芽生えた。。。



くそ!何が興味持っただよ!ちょーっと顔がいいからってさ、なんだよ。

ってか、顔がいいなら女なんてよりどりみどりじゃん。

きっと昔のように見た目がすべてで決めるんだろうからさ!美人な子なんていっぱいいるでしょうに。

そりゃ私はかわいいよ?可愛いし美人だしおまけに完璧だよ?でもさ!!!

それとこれとは話が別じゃ!


はあ、悩んでもしょうがないか。







「あっまだいたんですね!晋助」

「あぁ?なんだAか」

いつもの場所に向かうとまだ晋助はいてくれた。

よかった!晋助と話したかったところだから。

「晋助〜聞いてくださいよ!職場のめんどくさい人がですね、さらになんか面倒くさいことになりそうなんです」

「話が抽象的過ぎてよくわからねえなぁ」

「とにかく明日からどうしましょう。顔見たくもないんですけどね」

「…」

「って、そういうわけにもいきませんよね」

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いずみ(プロフ) - もえtotoroさん» ありがとうございます!!なるべく更新しますね! (2019年10月20日 9時) (レス) id: ce54617277 (このIDを非表示/違反報告)
もえtotoro(プロフ) - この作品大好きです!いずみさんがしんどくない程度でいいので更新頑張って下さい!飽きず懲りず待ってます!! (2019年10月20日 2時) (レス) id: 5cbc47761c (このIDを非表示/違反報告)
いずみ(プロフ) - 亜里沙さん» ありがとうございます!これからも頑張ります (2019年6月25日 18時) (レス) id: ce54617277 (このIDを非表示/違反報告)
亜里沙(プロフ) - 面白いです。更新頑張ってください!楽しみにしてます (2019年6月25日 8時) (レス) id: cd2953f50f (このIDを非表示/違反報告)
いずみ(プロフ) - アカヤさん» ありがとうございます!!これからも読んでいってくださると嬉しいです! (2019年5月20日 17時) (レス) id: ce54617277 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いずみ | 作成日時:2019年4月30日 22時

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