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第30話 ページ11

ガラガラガラ

「ただいま」

7時前に万事屋に帰った。すぐに夜ご飯の準備しなくちゃ!

「おかえりアル。夜ご飯は何アルか?」

「とりあえず適当に煮物とか作ろうかなって思ってるけど、あと生姜焼き」

「わーい!楽しみネ!」

「うん、ちょっと待っててね。って、新八さんもまだいたんだ」

「あっおかえりなさい。僕はもう帰りますけど」

「え?折角だから新八さんも食べて行ってくださいよ」

「迷惑じゃないですか?」

「全然!どうぞどうぞ」

「ありがとうございます」

「んあ?新八お前帰ったんじゃねーの?」

トイレから銀さんが出てきた。

「折角だからご飯食べて行ってもらおうと思ってさ」

「そうだったのか」

と、銀さんは興味なさそうにソファに寝っ転がった。

銀さんってすごい無気力だよね。興味あることとかなさそうじゃん。

あっジャンプがあったか!むしろそれだけって感じ?

「できたよ〜」

それから30分ほどして作り終わり、机の上に並べた。

「「「いただきます」」」

三人は美味しそうに食べてくれた。

「…Aなんだか元気ないアルか?」

「へ?そんなことないけど」

「嘘アル!なんかあったアルか?はっもしかして男どもには言えない悩みアルか?」

「いやいや、何もないよ」

神楽ちゃんはちょっと不服そうな顔してたけど特に何も言ってこなかった。

その後は夜ご飯が食べ終わって新八さんは帰り、10時を過ぎて神楽ちゃんは押し入れに入った。

なんで押し入れで寝てるんだろう?

結局居間には私と銀さんの二人。

「で、マジでお前何があったんだよ。悩んでんなら話した方が楽だぞ〜」

「ふっ土方さんと同じこと言ってるね」

「あいつと一緒にすんな!」

「はいはい」

「で、話してみろよ」

「…」

「な?楽になるぞ保障ははしないけどな」

「保障しないんかい」

こんなに心配してくれてるんだよね。もしかしたら万事屋出ていくかもしれないし、いいか、銀さんになら話しても。

「あのね、私の夜遊びに付き合ってくれる人がいるんだけど、その人に一緒に働かないか的なこと言われてるの」

「真選組よりも条件がいいならいいんじゃねーの?」

「そう簡単にはいかなくて、その人のところで働くためには住み込みだし、何よりも地球から離れなきゃいけないらしいの」

「は!?それってあぶねー仕事なんじゃねーの?夜の営みの仕事とか」

「うわっ銀さん何言ってるの?それセクハラだよ?」

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いずみ(プロフ) - もえtotoroさん» ありがとうございます!!なるべく更新しますね! (2019年10月20日 9時) (レス) id: ce54617277 (このIDを非表示/違反報告)
もえtotoro(プロフ) - この作品大好きです!いずみさんがしんどくない程度でいいので更新頑張って下さい!飽きず懲りず待ってます!! (2019年10月20日 2時) (レス) id: 5cbc47761c (このIDを非表示/違反報告)
いずみ(プロフ) - 亜里沙さん» ありがとうございます!これからも頑張ります (2019年6月25日 18時) (レス) id: ce54617277 (このIDを非表示/違反報告)
亜里沙(プロフ) - 面白いです。更新頑張ってください!楽しみにしてます (2019年6月25日 8時) (レス) id: cd2953f50f (このIDを非表示/違反報告)
いずみ(プロフ) - アカヤさん» ありがとうございます!!これからも読んでいってくださると嬉しいです! (2019年5月20日 17時) (レス) id: ce54617277 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いずみ | 作成日時:2019年4月30日 22時

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