· ページ3
コンビニからの帰り道。
袋はもちろん檜山くんが持っています。
最初の方は｢持つよ｣｢いや、大丈夫だよ｣みたいな会話がかわされてた時期もありましたが
頑なに袋を持たせてくれない檜山くんにAちゃんは有難く甘えることにしました。
もちろん帰りも手は繋がれています。
檜｢今日の夜ご飯何にしよっか。｣
『んー、、』
檜｢昼はなに食べたの？｣
『お昼食べてなーい』
檜｢え！食べなきゃダメじゃん！｣
『食べたいものなかったんだもーん』
檜｢でも、プリン食べようとしてたんだ？｣
『、、でもプリンもなかったもん』
檜｢じゃあなにか食べたいものは？｣
『じゃーオムライス！！』
檜｢オムライスって4日前ぐらいに食べなかった？｣
『えー、そうだっけ？』
檜｢まぁオムライスでいいよ｣
『あ！待って待って！やっぱりパスタにしよ！』
檜｢もう、、気分屋だなぁ笑｣
そうAちゃんはだいぶ気分屋さんなんです。
でも檜山くんはちゃんとAちゃんの希望通りにしてあげます。
世話が焼けるなぁなんて言いつつ内心嬉しいんです。
Aちゃんに振り回されても近くにいれることが嬉しいんです。
きっとこの先Aちゃんは檜山くんがいないと生きていけません。
それを檜山くんもAちゃんも分かってます。
だってAちゃん、檜山くんがいないとなんにも出来ないんですもん。
『あ！こせくん！明日も授業あるの？』
檜｢うん、今日と同じぐらいの時間には帰れるよ。｣
『明日、何の日か覚えてる？』
檜｢明日？｣
『ううん、やっぱりなんでもない！』
明日は、Aちゃんと檜山くんの3周年の記念日です。
檜山くん最近忙しくて忘れちゃったのかな？
いつもはそんなことないのにとちょっと心配なAちゃん。
お家についてちゃんとそれぞれの家事をこなします。
檜山くんは夕食作り、Aちゃんはお風呂掃除です。
檜｢A、もう少しかかるからお風呂入ってきな｣
お風呂が溜まったみたいですね。
『はーい』
檜｢ゆっくり温まってね｣
Aちゃんがお風呂を出る頃にはちゃんとご飯は出来上がってます。
2人でご飯を食べ、檜山くんはお風呂に入ってる間にAちゃんはプリンを食べます。
檜山くんがお風呂から出たら2人で歯磨きをしてすぐベットに入ります。
明日も檜山くんは朝から学校だからです。
さて、檜山くんは明日ちゃんと記念日を思い出せれるのでしょうか。
続く (更新停止中)
お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←·
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 110人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「少年忍者」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：m_b_ | 作成日時：2022年2月25日 23時
