8.イレギュラーな存在 ページ8
食堂へ戻る最中のこと
景光 「ねぇ、りおちゃんは何を話してたの?」
りお 「別に大したことじゃないよ、現状報告?みたいな」
景光 「じゃあ『ここにいるとも知らずに』って」
!!やっぱり聞かれていたか...まぁ堂々と話してた私にも非はあるのだが。
景光 「これってどういう意味?」
りお 「『天才がここにいるとも知らずに』って冗談で言ってたの笑 ただそれだけだよ?」
ここは騙すしかない。諸伏くんを騙すとか心がめっちゃ痛むけど、まだ黒の組織を知らない無垢な諸伏くんでいて欲しい。いずれ分かる事だから。まぁ、その時は私はこの中にはいないかもだけどね。
景光 「そっか、じゃあなんかあったらすぐ言ってね?」
りお 「うん、ありがとう。じゃあさ、これからヒロくんって呼んでもいい?」
景光 「!もちろん」
やっぱり優しいな。だからこそ死なせる訳にはいかない。私の命が危うくなったとしても守るから。
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ゼロ 「そういえば、松田はどうして警察官になろうと思ったんだ?」
陣平 「あ?別になんでもいいだろ?まぁ、あえて言うなら警視総監を殴るため」
ゼロ 「は?正気か?」
まぁ、普通はその反応だよね。私も原作読んだ時そうなったもん。警視総監ってトップの人なのに殴るなんて笑
りお 「ま、いいんじゃない?面白そう」
陣平 「だろ?笑」
ヒロ 「りおちゃんも火に油を注がないで」
ゼロ 「じゃあ萩原は?」
研二 「ん?俺は〜、警察官は倒産しないから?それにじんぺーちゃんもいるし」
研二はそういう奴だったわ。でも、「陣平もいるし」は萌えだな。やっぱり尊い、、
研二 「え〜、りおちゃんは?」
ん?わ、私か?ど、どうしようかな〜、なんて答えよう?
りお 「私は〜救わなきゃいけない人がいるから、かな?」
ヒロ 「救わなきゃいけない人?」
陣平 「誰だよ、それ」
りお 「まぁ、いつか分かるよ」
ゼロ 「まぁ、他と比べたら正当な理由だな」
研二 「THE警察官って感じ〜」
まぁ、救いたいのは君たちなんだけどね。まぁまだ心配はいらないか。今はこの時間を楽しもう。私は黒に染まりきってしまった、本来ここには居てはならないイレギュラーな存在なのだから。
りお 「逆にみんなが変なだけでしょ笑」
研二 「え〜?でもそんなもんだって」
ゼロ 「将来が不安だな」
全 「「笑笑笑」」
せめてみんなを救うまではみんなの隣にいることを許して。
9.警察学校卒業 〜そして始まり〜→←7.君は一体... 〜景光side〜
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よいよい - なかなかkぐみの逆ハーの好みのがなく漁っていたらこの小説に出会いました。とても凝ったストーリーに見やすい文章でよっても好きです。モチベって中々上がりませんよね、気長に待ってますので頑張ってください! (7月29日 1時) (レス) @page22 id: ce6482fbfd (このIDを非表示/違反報告)
シンヤ(プロフ) - この作品好きです☺️更新楽しみにしています🥰🥰 (6月5日 1時) (レス) id: 42d6be6a70 (このIDを非表示/違反報告)
カルーア - うんうん警察学校組はほんと神だと思います (2023年4月26日 22時) (レス) id: 12bbba78f7 (このIDを非表示/違反報告)
るあ - ピクシブ行ってもついていきますっ!! (2023年4月9日 14時) (レス) @page22 id: 76505895b1 (このIDを非表示/違反報告)
るあ - 明里香さんへ たぶん、17話の文字化けわざとだと、、 (2023年4月3日 5時) (レス) id: 935ceda345 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りお | 作成日時:2022年6月24日 22時