18.潜入捜査 〜零side〜 ページ18
零side
僕は警察学校を卒業した後、警察庁警備局警備企画課、通称ゼロに配属され仕事をしていた。ここでは違法捜査や潜入捜査なんて当たり前の世界だ。それでも俺はこの仕事に誇りを持っていた。
とある日、上司に呼び出された。
「君には国際的テロ組織に潜入捜査をしてもらう」
ゼロ 「はい。分かりました」
「この組織に潜入するのは君と警視庁公安部の諸伏景光だ」
ヒ、ヒロもなのか...まさかこんな形で再会する羽目になるとはなぁ。
「ここでは功績を挙げ幹部に入るんだ。幹部にはコードネームが与えられる。」
コードネームを貰わないと何も得られないということか。
「そして、ここからが重要だ。コードネームが与えられたらマルガリータという女の所へ行け」
ゼロ 「それは何故なんですか?」
敵と一緒に行動すれば情報を集められないのでは、、。
「それはその女が警察官だからだ」
ゼロ 「!? それは一体...」
「その女は警察学校に入る前から組織に居たらしい。だがこちら側の情報が漏れていることもなく、なんなら情報を与えてくれているのだ。彼女のおかげで組織の末端でも逮捕することが出来ている」
で、でも、その女を本当に信じていいものなのか...この時の僕はそう疑っていた。
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そして組織に潜入してからやっとコードネームを与えられることになった。そこにはヒロもいて少しホッとした。
ジン 「てめぇらにあの人からコードネームが与えられた。バーボン、スコッチ、ライだ」
僕のコードネームはバーボンか。ようやくスタート地点に立てた気分だった。
ジン 「1つ忠告しとくがマルガリータに傷を与えたら頭に風穴空くからな。あいつはあの人を除く組織のNo.1だからな」
マルガリータという女はそこまで凄いのか...このジンでさえ頭が上がらないとは...一体何者なんだ!
ジン 「おい、お前がNOCじゃない証拠は?」
バーボン 「仕事で見せますよ」
すぐに人の頭に向かって銃を向けるな!今すぐ逮捕してやりたい...その思った時だった。
『ガラガラガラ』
? 「ふぅ。遅れちゃってごめんね〜ジン!」
ジン 「遅い」
? 「急すぎるんだって!あ、私はマルガリータよろしくね?新人さん達?」
聞き間違えたり見間違えたりするはずがなかった。警察学校の時から密かに思いを寄せていた人なら特に。なんで...お前がここに...それにマルガリータって...どういうことなんだりお!!
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よいよい - なかなかkぐみの逆ハーの好みのがなく漁っていたらこの小説に出会いました。とても凝ったストーリーに見やすい文章でよっても好きです。モチベって中々上がりませんよね、気長に待ってますので頑張ってください! (7月29日 1時) (レス) @page22 id: ce6482fbfd (このIDを非表示/違反報告)
シンヤ(プロフ) - この作品好きです☺️更新楽しみにしています🥰🥰 (6月5日 1時) (レス) id: 42d6be6a70 (このIDを非表示/違反報告)
カルーア - うんうん警察学校組はほんと神だと思います (2023年4月26日 22時) (レス) id: 12bbba78f7 (このIDを非表示/違反報告)
るあ - ピクシブ行ってもついていきますっ!! (2023年4月9日 14時) (レス) @page22 id: 76505895b1 (このIDを非表示/違反報告)
るあ - 明里香さんへ たぶん、17話の文字化けわざとだと、、 (2023年4月3日 5時) (レス) id: 935ceda345 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りお | 作成日時:2022年6月24日 22時