16.君達の為に、私は... ページ16
りお 「て。ことで、これからの話をしようか」
ゼロ 「りおはどうするつもりだ?」
私は幹部という立場上、内部では動きが取りやすいだろう。ならば、やる事はひとつしかない。
りお 「ゼロ達のサポートをする」
ヒロ 「い、いいのか?」
りお 「いや、私も一応警察官だからね?そこ、忘れないで」
同期を助けないとでも思われてる?もしかして...
ゼロ 「それは助かる」
りお 「でも、危険なことはしないで。そして、ここでは私の命令は絶対。..それだけは理解してて」
ヒロ 「あぁ。」
あとは私が頑張ってゼロ達の情報をジン達に渡らせないようにすれば何とかなる..かな? でもその前にヒロが死んだ引き金の一部になる足音をどうにかしたいよなぁ...。足音さえ誰か分かれば引き金を引かないかもしれないし。
りお 「じゃあ今からゼロ達...いや、バーボン達に習得して欲しいものがある」
バーボン 「それは?」
りお 「足音を聞き分けれるようにして欲しい」
スコッチ 「足音?」
りお 「うん。もし、誰か見えなくても足音さえ分かれば味方か敵か分かるでしょ?その人の癖さえ見分けることが出来たら簡単だよ」
なにがあるか分からないから今出来ることは今していかなきゃいけない...
こうして私はヒロが死んでしまう引き金を1つずつ潰していった。
------------------------------------------------------
りお 「それにしても習得するの早すぎ」
スコッチ 「そうなのかな?でも1週間掛かったよ?」
さらっと自分天才ですよ発言遠回しにしないで!? 私だってめちゃくちゃ習得するのに時間掛かったのに、、。これだから公安は....。
『プルプル』
りお 「あ゙?」
やべぇ。不貞腐れてたせいか普段絶対出ない声出たわ、、
ジン 「任務だ。今回はお前が連れてったヤツも一緒にな」
りお 「え、ヤダ」
いやいやいや。あの2人の前で人を射抜けって?冗談じゃねぇよ。そんな事出来ないし、したくない。
ジン 「スコッチとバーボンに伝えとけ。今回はお前達が頭に穴開けろってな。それだけだ。」
りお 「あ、ちょっ!」
こいつ、勝手に言いたい事だけ言って勝手に切りやがった。横暴すぎでしょ!
バーボン 「電話はなんだ?」
りお 「早速、任務だって」
スコッチ 「そう...か...」
そりゃあ自ら進んで人を殺しに行く警察官はいないよねぇ。あ、私がそうなのか...。これは私が頑張って人肌脱ぐしかないよね。降谷零と諸伏景光が殺人者にならないように。
480人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
よいよい - なかなかkぐみの逆ハーの好みのがなく漁っていたらこの小説に出会いました。とても凝ったストーリーに見やすい文章でよっても好きです。モチベって中々上がりませんよね、気長に待ってますので頑張ってください! (7月29日 1時) (レス) @page22 id: ce6482fbfd (このIDを非表示/違反報告)
シンヤ(プロフ) - この作品好きです☺️更新楽しみにしています🥰🥰 (6月5日 1時) (レス) id: 42d6be6a70 (このIDを非表示/違反報告)
カルーア - うんうん警察学校組はほんと神だと思います (2023年4月26日 22時) (レス) id: 12bbba78f7 (このIDを非表示/違反報告)
るあ - ピクシブ行ってもついていきますっ!! (2023年4月9日 14時) (レス) @page22 id: 76505895b1 (このIDを非表示/違反報告)
るあ - 明里香さんへ たぶん、17話の文字化けわざとだと、、 (2023年4月3日 5時) (レス) id: 935ceda345 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りお | 作成日時:2022年6月24日 22時