13.NOC三人組との出会い ページ13
こうして無事、萩原研二を救うことが出来た私は今、絶賛事情聴取中です。
陣平 「そもそもお前はどうしてあんな所にいんだよ」
...やっぱりそうなるよね。でもそれに備えて言い訳も考えてきた。
りお 「なんか爆破があった向かいのビルの屋上に変な人がいて、逃げる素振りもしないで、ただ爆破のあったビルを見てて変に思ったの。それで...」
嘘は言ってない。あの犯行は共犯だったのだから。
陣平 「そいつもグルってことか」
りお 「分からない」
陣平 「そうかよ。じゃあもういいぜ」
りお 「え、いいの?」
陣平 「おう。どうせ形だけのやつなんだし。でもりお、無茶だけはするなよ」
りお 「まぁ約束は出来ないけど」
『無茶するな』と言われても、君達を救えるなら私は何でもする。例え真っ黒に染まってでも。君達の傍に居れなくても。
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りお 「ふぅ...やっと、家に帰れる。さすがにひと休み...『プルプルプル』..」
こんなに疲れてる時に誰?...ってジン!?
りお 「はぁ、こんな時になに?ジン」
ジン 「緊急招集だ」
りお 「まさか、組織になにか...」
ジン 「いや、新しい奴が入るらしいぜ?しかも3人もな」
りお 「は?3人?本気で言ってんのジン」
ジン 「あぁ。あの方が決めたことだ。俺らはそれに従うのみ」
りお 「行けばいいってことね」
ジン 「幹部として来なかったら頭に穴空くと思え」
りお 「分かってるわ。それじゃ」
...3人って絶対にあの3人だよね?まぁ、いつかはバレるって覚悟してたけどさぁ、
りお 「行くしかないのかぁ」
こうなったら『りお』としてではなく黒の組織の一員『マルガリータ』としてあの3人に接しよう。決して『りお』を見せてはダメだ。ボロが出てしまうかもしれない。それだけは防がないと、
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て、思いながら来たのはいいものの入るタイミングが無さすぎる。なんか中では話してるし...絶対今入ってはいけない雰囲気じゃん。
ジン 「おい、お前がNOCじゃない証拠は?」
? 「仕事で見せますよ」
? 「あぁ」
ジン 「そうか、なら...『チャキ』」
おっと、ジンさん?その音は銃構える音だよね?止めなきゃかぁ。
『ガラガラガラ』
りお 「ふぅ。遅れちゃってごめんね〜ジン!」
ジン 「遅い」
りお 「急すぎるんだって!あ、私はマルガリータよろしくね?新人さん達?」
14.『マルガリータ』という女→←12.油断と慢心 〜研二side〜
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よいよい - なかなかkぐみの逆ハーの好みのがなく漁っていたらこの小説に出会いました。とても凝ったストーリーに見やすい文章でよっても好きです。モチベって中々上がりませんよね、気長に待ってますので頑張ってください! (7月29日 1時) (レス) @page22 id: ce6482fbfd (このIDを非表示/違反報告)
シンヤ(プロフ) - この作品好きです☺️更新楽しみにしています🥰🥰 (6月5日 1時) (レス) id: 42d6be6a70 (このIDを非表示/違反報告)
カルーア - うんうん警察学校組はほんと神だと思います (2023年4月26日 22時) (レス) id: 12bbba78f7 (このIDを非表示/違反報告)
るあ - ピクシブ行ってもついていきますっ!! (2023年4月9日 14時) (レス) @page22 id: 76505895b1 (このIDを非表示/違反報告)
るあ - 明里香さんへ たぶん、17話の文字化けわざとだと、、 (2023年4月3日 5時) (レス) id: 935ceda345 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りお | 作成日時:2022年6月24日 22時