【HQ】 I'm dying to meet you. ｢川西太一｣ (ページ18)

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-2 〜過去編〜ページ18

気がつけば、見つめていた。

惚れていたのかと言われたら首を傾げてしまうが。

よく観察してみれば、イケメンかどうかは分からないが顔がよく整っている部類だ。

寝ていたと気づいたときは驚いたけど。

さて、どうしたものか。

距離が割とあるとはいえ、こんなに視線をぶつけても起きないというのは割と凄いな。

というより、あの人を陰から見てめていることを誰かに見られたらやばいな。

起こした方がいいのか？

でもなんて声かけようか、そもそも起こしにくる友達がいる？

私が行くまでもないのか？

なんて考えていると、私の親が呼びに来たらしい。

去り際にチラッと盗み見たが、彼はまだ寝ていた。
少し可愛いなと思ってしまったのは私だけの秘密だ。

＿＿＿＿＿＿＿＿ちなみに、この後担任の先生となる人が来るまで熟睡していたとか。

だが、のちに私は知ることとなるのだ。

入学式以降からずっと噂になっている通り、

あの眠っている姿からは想像もつかない位クールな立ち振る舞いで、そしてそのクールな立ち振る舞いからは考えらないぐらい熱くバレーをしていることを。

そして、

私がその、川西太一という男に一瞬にして恋することを。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ｰNosideｰ

彼女は、昔からいつも周りの人達に鈍いと言われていた。
それだけではない。

自分に向けられた矢印でさえも、気づかずにいた。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿それ故に、彼女は自分に向けられている視線には気づく由もないのだ。

？？「…………。」

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

どうも、作者の水菜です。

ここでお2人の簡単な過去編は終わりとなります。

本当は1話分で終わりにする予定だったんですが、そんな文章力は私にはありませんてした。

この物語は自分が想像していたよりも少し長くなりそうです

引き続き拙い文になることと思いますが、最後まで読んで頂けると幸いです(*･ω･)*_ _)ﾍﾟｺﾘ

By 水菜