思い ページ48
朝食後、自室にて、私はリヴァイと向い合わせで話し合っていた。
あ「えっと、まずは言ってなくってごめんなさい…」
リ「………そこはまあいいだろう。肝心なのはその後だ。」
あ「ん。そういえばリヴァイ自身がどう思ってるか、聞いてなかったね。貴方の思い、聞かせてくれる？」
私はちょっと目を伏せてリヴァイの言葉を待つ。たっぷりの沈黙のあと、口を開いた。
リ「俺は両方大切だ。お前も、調査兵団も。今回はたまたま子供が産まれる予定日で、たまたま大事な調査が入っただけだ。偶然が重なりすぎた。」
あ「リヴァイは、どうしたいの？」
リ「………」
あ「そうだよね、決まってないよね。大きな決断を突然言われて、答えをすぐに出すなんて。」
リ「Aは残ってほしいんだろう？」
あ「勿論！！だって、初めての子だから不安だらけだし、何よりも、あ、愛する夫が側に居てくれれば私は頑張れる。今までだって、そうだったもの。」
言ってて顔が熱くなるのを感じる。
あ「っ〜〜〜〜〜〜！！い、今の無しっ、ノーカウントっ、ふぁっ」
リヴァイがそっと私を抱き締める。
リ「俺も、愛する妻が、嫁が頑張っているのを見ると、頑張ろうと思える。元気づけてくれる、そんなところに惹かれたんだ。」
あ「な、何それ。………っふふ」
リ「お前っ……お、俺もノーカンだ。」
あ「違うよ、なんか出会った頃に戻ったみたいで。最初はリヴァイ、余裕こいてたけど、後でとっても恥ずかしがってたの、知ってるんだよ？」
リ「は、何故それを………」
あ「嘘、当たっちゃった！？図星？」
リ「テメエ……」
あ「わっ、ちょっ、りばいやめっ」
じゃれながら私はリヴァイに告白された時のことを思い出す。
まだ幼かった私をリードしてくれたのは彼だ。私の初恋で、世界で一番、大好きな人。
……そんな貴方となら一生一緒がいい、そう思えたの。
あ「リヴァイ、決断、出来てるよね。」
じゃれる手を止め、私は言う。
リ「……ああ。」
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理緒乃(プロフ) - ＊全松ガール＊さん» 作者です、更新してなくてすみません…読み終わるとこの話は完結されていますか？というものが出て、そちらの票が多かったためそうなったのだと思います。まだ完結はしていませんので、続きをお待ちいただけると嬉しいです。 (2017年5月7日 21時) (
レス) id: 6cfe32a3a2 (このIDを非表示/違反報告)
＊全松ガール＊ - え？おわりなの？！ (2017年5月5日 23時) (レス) id: a07a2f44e1 (このIDを非表示/違反報告)
ハンジLOＶＥ - わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ続き気になります!楽しみにしているので、頑張ってくださいぃぃぃぃ！！！！！！ (2017年1月31日 22時) (レス) id: dcc2e7e9e1 (このIDを非表示/違反報告)
螺朱來 - うおぉおぉぉおおおおお!？ ログインできないから続きが読めねぇぇえ!?あたし、ショック〜〜〜〜!?!?!!!!!! (2017年1月5日 18時) (レス) id: b06fbe9bb8 (このIDを非表示/違反報告)
理緒乃(プロフ) - ネットが壊れてたり、忙しかったりして更新が疎かになってしまいました…すみません。これから頑張りますね！ (2016年6月18日 21時) (レス) id: 540c24f042 (このIDを非表示/違反報告)
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