優しさ ページ22
その日の夜、私は吐き気で目が覚めた。
ベッドから這ってバケツの所まで行く。
私が起き上ったことで二人で一枚の布団がめくれてしまい、リヴァイが目を覚ます。
リ「A！」
あ「リヴァイ、静かに…夜だから…」
リヴァイはしゃがみこみ、私の背中をそっとさすってくれる。
あ「はぁ…はぁっ…」
リ「大丈夫か？」
あ「う、うん…」
リ「口をゆすいだ方がいいんじゃないか？」
あ「う…行って来る…」
ティッシュを数枚握って口をおさえ、廊下に出る。
訓練で疲れてるはずなのに、睡眠を邪魔してしまった。
ごめんなさい。
でも、私の背中をさすってくれたリヴァイの手はあったかくて、励まされた。
命の大切さを人一倍知っているからかな、さすってくれた手は少し、震えていた。
トイレの水道でうがいをする。
ティッシュを近くのごみ箱に捨てて、小走りで部屋に戻る。
すると、部屋からリヴァイが出てきた。
リ「洗ってくる。」
あ「わ、私が行くよ！」
リ「Aははやく寝ろ。眠そうな目をしているぞ。」
あ「それなら貴方だって…」
リ「いつものことだろ。…たまには俺にも頼れよ。」
あ「…じゃあ、よろしく。」
私はそう言って部屋に入り、ベッドにもぐる。
…ほら、こんなふうにいつも優しくしてくれる。
ギュウッとふとんの裾を掴み、リヴァイの帰りを待つ。
でも、睡魔には勝てなくて。
だんだんと、意識が無くなるのを感じる。
あ「おやすみ、リヴァイ…」
小声で言って、目を閉じた。
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理緒乃(プロフ) - ＊全松ガール＊さん» 作者です、更新してなくてすみません…読み終わるとこの話は完結されていますか？というものが出て、そちらの票が多かったためそうなったのだと思います。まだ完結はしていませんので、続きをお待ちいただけると嬉しいです。 (2017年5月7日 21時) (
レス) id: 6cfe32a3a2 (このIDを非表示/違反報告)
＊全松ガール＊ - え？おわりなの？！ (2017年5月5日 23時) (レス) id: a07a2f44e1 (このIDを非表示/違反報告)
ハンジLOＶＥ - わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ続き気になります!楽しみにしているので、頑張ってくださいぃぃぃぃ！！！！！！ (2017年1月31日 22時) (レス) id: dcc2e7e9e1 (このIDを非表示/違反報告)
螺朱來 - うおぉおぉぉおおおおお!？ ログインできないから続きが読めねぇぇえ!?あたし、ショック〜〜〜〜!?!?!!!!!! (2017年1月5日 18時) (レス) id: b06fbe9bb8 (このIDを非表示/違反報告)
理緒乃(プロフ) - ネットが壊れてたり、忙しかったりして更新が疎かになってしまいました…すみません。これから頑張りますね！ (2016年6月18日 21時) (レス) id: 540c24f042 (このIDを非表示/違反報告)
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