･ ページ3
お昼を食べ終わってまだ時間があったから
目黒と向かい合わせで駄弁りながら
のんびりしていると後ろから急に抱きしめられた
「うわあっ」
「もう！康二くん！そんなびっくりしないでよ！」
この声は…
「もう、らう！びっくりさせやんといてって！」
「ごめんね？康二君」
またこの子犬みたいな目でいう
俺この目に弱いねんな
「もう、ええよ、あ！それと！いつも言ってるやろ？」
何を〜？って言いながら俺の膝の上に
さりげなく乗ってくるラウ
「何をって、会社では康二くんはあかんねんって！
あくまでも先輩やねんで？向井さんやろ？」
「え〜だって康二くんは康二くんだし」
「せやけど、」
あっさり折れてしまった俺
まあ今はだれもいてへんしいいか
「あ、めめいたの？」
「え？目黒と知り合いなん？」
「まあ同期なんで」
なんな、知り合いなんか
俺なんかと食べへんでもラウと食べたらいいのに
「康二くんが一緒にお昼食べたくないってめめがいるからなの？」
「まあそうやな」
めめがおるからっていうかラウのためにやってんけどな
「え〜康二くんめめのこと好きなの？だからなの？ねえ！」
「はい？」
この子はほんまに何を言い出すかと思ったら
「ちゃうって！目黒とラウ知り合いなんて知らんからラウ人見知りやろ？やから一緒に食べにくいかなって思ったか、ら、」
なんか俺だけ気にしてるって思ってたら恥ずかしなってきた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 306人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「目黒蓮」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：:*rioharu*: | 作成日時：2021年1月23日 13時
