あなたに恋しました~短編集~四千頭身 (ページ2)

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で、結局いまごたくの家にいます

『はぁ、絶対俺がバシくんに怒られるやつじゃんかぁ』

｢まあまあ！私がその時は理由話しておくから！ね？｣

『はぁ、ならいいけどさぁ』

｢じゃあちょっと匂わせって感じで遼大くん見るかわかんないけどSNSのストーリーにごたくとの画像あげるわ｣

ストーリーにあげたのは、机を挟んでごたくと私が缶のお酒を飲んでる画像と、宅飲みの文字

｢これで嫉妬しなかったら、私の事好きかどうかほんとに疑う｣

『まあまあ、好きじゃないわけないでしょ？』

｢わかんないじゃん！｣

『好きでしょ、どう考えても、あのバシくんだよ？』

__(ここからごたくんside)

__ピコンッ

『あ、メッセージだ』

バシくんなぁ、今Aと飲んでるだろ?

『みて？』

｢んー？なに？｣

『バシくん見たみたいだな』

｢なにを？｣

『Aのストーリー』

｢そうなの？なんで？｣

これって言ってさっきの画面を見せるとこんなのただ聞きたいだけでしょ？とか言ってまた不貞腐れて酒を飲んでる

後藤飲んでるけど?

バシくん今すぐ帰らせて

後藤なんで?

バシくんなんでもいいだろ、とにかく帰して

『なぁ、バシくんが帰れってさ』

｢え？ほんと？？？｣

『うんなんかきた』

分かった！かえるね！って言いながらめちゃくちゃニコニコしながら食器とかコップとか片付けてるけど、ここまでしなくてもバシくん嫉妬したと思うけどなぁ

後藤早く迎えに来て!酔ってるから!

これを送ってからは、既読無視
あー今急いでこっち向かってるんだろうな

ちゃんと愛されてるじゃん