story24 ページ24
はっと気づいて起き上がろうとするとフラフラして
もしかして、熱・・・？
一人暮らししてからは1回もでたこと無かったのに
でも、今日の仕事は休めない
今日の劇場は、ある芸人さんたちの単独で
シークレットゲストの方が
来るらしく、私たちもまだ知らない状態
知らないからこそ準備がバタバタする
1人でも欠けたら、そう考えたら休むなんて
芸人さんにうつらないようにマスクつけて
今日は、極力近づかないと決めた
いつも乗ってる電車でさえすごく疲れる
なんでこんな日に限って熱出るのかな
歩き慣れた道もなかなかのもの
少しふらっとして手すりに捕まると
邪魔だったのか誰かに後ろから声をかけられた
『あの、大丈夫ですか？』
と、思ったら優しい声でそう聞いてくれた
聞き覚えのある声に顔を上げると
｢、、石橋さん？！｣
『あ、はい、今日出番あるので』
｢え？でも、名前・・・｣
『シークレットです』
って言いながら口に人差し指を当てて
｢そうなん、ですか？｣
『宮沢さん今日もお仕事なんですか？』
｢はい｣
『でも、熱あるんじゃないんですか？
マスクしてても顔赤いの分かりますけど』
｢熱はないとは言えません、でも今日は行かなきゃいけなくて｣
石橋さんの冷たい手が私のおでこに伸びてくる
『こんなに熱あるのに、ですか？』
｢はい｣
『どうしても、なんですか？』
｢どうしても、です｣
そういうと、石橋さんは何を思ったのか
私をひょいっと持ち上げた
俗に言う、お姫様抱っこってやつ？
｢え、ちょっ｣
『このままだとほんとに倒れちゃいそうなんで』
すごく真剣な顔で
こんなに心配してくれるんだ
この前初めてあったばっかの私に
やっぱり胸が少しキュッとなった
この感じ、久しぶりかもしれない
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
本気のスランプかもしれないです。
少しノートなどに下書きを書きながらゆっくり考えたいので更新頻度が落ちると思います。
その間よろしければこちらの短編をご覧下さい。
あなたに恋しました〜短編集〜
こちらは亀ですがこの短編よりは更新したいと思っていますのでよかったらお願いします。
続く (更新停止中)
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:*rioharu*:(プロフ) - 芋さん» 返信遅くなりました、、、、すみません、、、。ありがとうございます！すごく励みになります！まだまだ下手なんですが頑張って書いていきます！これからもよろしくお願いします(;_;) (2020年2月22日 16時) (
レス) id: c62b37924a (このIDを非表示/違反報告)
芋(プロフ) - 面白いです！更新頑張ってください！ (2020年2月5日 19時) (レス) id: 7e3bf5c5a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：:*rioharu*: | 作成日時：2020年1月25日 10時
