story14・・・石橋遼大 ページ14
俺は高校から今まで彼女がいなくて
こういうの、なんて言うんだろう
ビビってくるものというか、この子の事、好きだなって思うことも数年は無かった
でも、あの子を一目見たとき何故だろう
今まで感じたことないような気持ちになった
それは地方のお笑いライブで楽屋でスマホを見てる時だった
__ｺﾝｺﾝ
『あ、誰か来た』
｢都築出てよ｣
『んー、』
都築がドアを開けると小柄で可愛らしい女の子が立っていて
『今日は、よろしくお願いします！スタッフの宮沢です！』
自然なふわっとした笑顔でそう言った
その瞬間、好きだそう思った
別に一目惚れとか信じてなかったけど、この瞬間
俺は一目惚れしたんだそう思うほど胸がドキドキした
『はい！よろしくお願いします！四千頭身の都築です』
『…あー、後藤です』
｢石橋です｣
名前を名乗っただけなんだけど、宮沢さんは
｢またどこかでご一緒できたらなって思います！今日は頑張ってください！｣
そう言って笑ってた
『はい！ありがとうございます！』
そう都築が答えると
｢では、失礼します！｣
ってめちゃくちゃ急いで部屋から出ていった
やっぱりスタッフさんだから忙しいんだろうな
気づけば宮沢さんの事ばかり考えてる
ああ、それはさすがに気持ちわりいよ
ダメだネタが終わるまでは忘れよう
というか宮沢さんはどこの人なんだろう
話してた言葉が少しイントネーションが違った気がする
関西？地元の人なのかな？それはいるよね
なんなら、ここ関西だし、多いよな多分
『おーい、ばしくーん？』
｢ん？なに？｣
『一様最後にネタ合わせするって言ってるのに、もう、大丈夫？体調悪いの？』
｢え？違う違う！なんもない、ネタ合わせようか｣
あー、ほんとにずっと考えちゃってんな
本番終わるまではどうにか忘れないとって思ってんのに、なんなんだよこれ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 86人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「お笑い芸人」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
:*rioharu*:(プロフ) - 芋さん» 返信遅くなりました、、、、すみません、、、。ありがとうございます！すごく励みになります！まだまだ下手なんですが頑張って書いていきます！これからもよろしくお願いします(;_;) (2020年2月22日 16時) (
レス) id: c62b37924a (このIDを非表示/違反報告)
芋(プロフ) - 面白いです！更新頑張ってください！ (2020年2月5日 19時) (レス) id: 7e3bf5c5a9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：:*rioharu*: | 作成日時：2020年1月25日 10時
