キメツ学園の恋愛事情3

134時間目 煉獄杏寿郎 ページ47

りおんside

変なモブたちに話しかけられてたら
なんか知ってるようなよくわかんない人に助けられた

でもな、この匂い嗅いだことあんだよな


『Aちゃんの親戚の方ですか？』

？『え?!えっとね、Aだよ』

『おー？Aちゃん？』

A『うん』

『いつ性転換したの？』

A『変装してるだけだから笑』

『あーね笑』

桃寿郎「りおん！」

『桃寿郎、静かにって言ってるでしょ』


バレちゃうよ


A『あれ？煉獄先生…？若いな』

『先生じゃないよ、親戚の子なんだって
で、先生は午前中お仕事だから、待ってるの』

A『あーそうい(トシ「お嬢！待ってよ」


んん？

お二人ですか？


『浮気??』

A『違うから！』

『冗談だよ笑』

トシ「あんなやつより俺の方がお嬢に似合ってるからな」

『むいむいの悪口言わないでくれる？結構良い奴なんだよ！』

A『ま、まあまあ、でも、無一郎の悪口は言わないで』

トシ「さーせんした」

A『じゃあ、行くね、また後で』

『うん、またね』


ﾋﾟｺﾝ

煉獄終わったぞ!フロントで待っている!


やっと先生に会える！


りおん了解!


『先生終わったって〜、帰ろー！』

桃寿郎「うむ！」

『てかさ、部活できてたんじゃないの？』

桃寿郎「今日は1日フリーなんだ！」

『そうなんだ、ごめんね、せっかくの休みだったのに、一緒に行動しちゃって』

桃寿郎「問題ないぞ！…聞いてもいいか？」

『んー？どぞ』

桃寿郎「杏寿郎兄上とはどういう関係なんだ？」


何となく聞かれるとは思ってたけど、なんて答えよう


『先生と生徒…？』

桃寿郎「嘘は良くないな！」


うぅ…


『他言はなしよ？誰かに言ったらはっ倒すからね？』

桃寿郎「うむ！言わん！」

『こ、婚約者です…///』

桃寿郎「む！婚(『おっきい声で言うなって！』


話聞いてたのかな


桃寿郎「すまん、驚いてしまって」

『驚くのも無理ないよ笑』

桃寿郎「そうか、婚約者…これから辛いこともあるかもしれんが！頑張ってくれ！」

『うん！ありがとう！』


フロント

杏寿郎「む！桃寿郎も一緒だったか！」

『暇だったから一緒に回ってたんだよ』

桃寿郎「俺はもう失礼する！」

『うん、じゃね〜』


杏寿郎「髪が…黒いな」

『うん、むらタンに髪色で気付かれるからって
スプレーでやられた』

杏寿郎「とても似合っているぞ」


私の髪をすくい上げて微笑んだ


『あ、ありがとう/////』

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