キメツ学園の恋愛事情3

120時間目 煉獄杏寿郎 ページ33

〜りおんがA達の所へ行く少し前〜

りおんside

『先生？』

ここ、先生の部屋かな？

杏寿郎「…」

ずっと黙ってるよ〜(´ºωº｀)

『先生、大丈夫？』

杏寿郎「なにも大丈夫ではないな」

『え、ど、どっか具合悪かったりする？』

病院とか行かないと

杏寿郎「体調は大丈夫だ、ただ」

それは良かったけど

『ただ？』

杏寿郎「………穴があったら入りたいな！」

????

『んん？？？？』

急に？

杏寿郎「すまない、急に連れてきてしまって」

『ううん、それは全然大丈夫だけど』

杏寿郎「そうか、2つほど聞いてもいいか？」

『うん』

私の返事を聞くと先生は私を抱きしめた

杏寿郎「桃寿郎とはいつ知り合ったんだ？」

『ん〜とね、この前のショッピングモールで先生待ってる時』

ナンパのやつね〜

杏寿郎「む、あの時か」

『うん、ちょっと色々あって』

杏寿郎「その色々は後で聞こう」

まじかぁ

杏寿郎「君は…俺の恋人だろうか」


先生の声は少し震えていた


『恋人だよ、煉獄先生は私の大切な彼氏…というか、婚約者？』

杏寿郎「そうか良かった……うむ、確かに婚約者だな！」

『ﾌﾌﾌ』

いつもの先生に戻った

杏寿郎「むぅ、笑われるとは」

『いつもの先生に戻ったからだよ』


ﾋﾟﾘﾘﾘﾘ

先生の携帯かな？

杏寿郎「む、宇髄か」

天兄かよ

『私ももう行かないと、きっと私抜きで打合せされる』(A『( ･́∀･̀)ｸﾞﾍﾍ』)

杏寿郎「む、わかった」

先生は切れそうな電話を急いで取った


ささ、私もさっさと行かなければ

ドアノブに手をかけた時

私は先生の居る方向に向かって

『あ…杏寿郎さん!!愛してるよ!!!!』

杏寿郎「むう!?」


携帯を落としたのか床にｶﾞﾀｯという音が響いた


杏寿郎「き、君はまた、急に」

『ﾝﾌﾌ、また、後でね』

杏寿郎「うむ」

私は部屋を出た





私達の部屋の前

ﾋﾟｼｬｰ('ω')ｰﾝ!!

これは

『近くね？』

私達の部屋から右に6つの扉をまたいだ所が先生の部屋だった

『時間ある時とか行けんじゃん、先生が居たら』

まあ、取り敢えず入ろう(119時間目冒頭へ)



．



．



．



．


杏寿郎(顔がリンゴのように赤かったがあれで戻ったのだろうか)

【注】
※煉獄先生は宇髄先生からの質問攻めを受けてます※

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