シアワセ《鬼滅の刃》

拾 ページ11

Aside

血鬼術 金盞花(別れの悲しみ)

？「くっ…」

『あら、その傷でよくよけれるね』

？「え、Aさ、ん？」

『あれ？名前知ってるの？私は知らないな』

血鬼術 黒百合(復讐・呪い)

黒百合の花びらが鋭い刃物になって襲いかかる

炭「Aさん！俺です！竈門炭治郎です！やめてください！なんでこんなことするんですか！」

『なんでやめないといけないの？
意味がわからない
私は大事な仲間を殺した君たち鬼殺隊を許さない
絶対にぶっ潰してやる』

血鬼術 弟切草(敵意・恨み)

丸い球が沢山飛んでいく

ｻﾞｼｯ

あら、腕切られちゃった

でも、斬ったのタンジロウ君じゃないな

『君は誰？』

伊「何をやっているんだ、A、俺は伊黒小芭内だぞ？忘れたのか？」

『残念ながら知らないな、君も妓夫太郎と堕姫を殺したの？』

伊「俺は今到着したばかりだ」

『そうなんだ、じゃあ君には用がないかな』

伊「俺は用がある」

『何？』

伊「お前を御館様の所へ連れていく」

『御館、様』

"？「Aは偉いね」"

誰？

私の記憶なの？

伊「お前はただ操られているだけだ
その様子だと無理にでも記憶を消されたのだろう」

『消されてない！私はずっと鬼で無惨様の妻だ！』

伊「違う、お前には煉獄杏寿ろ『血鬼術 露草(懐かしい関係)』ｸｿｯ！」

『なんで、露草が出るの？』

伊「それはお前が煉獄を思い出しているからだ」

『知らない、そんな人知らない！』

『私には無惨様と上弦の皆がいればいいの！』

杏「伊黒！上弦がさらに現れたと聞いた！」

伊「煉獄」

杏「…A？君が上弦、なのか？」

『そう！私が上弦の零よ、なんで貴方も私の名前を知ってるの？私はあなたを知らない』

杏「何故だ！また忘れてしまったのか？」

『また忘れたって何？私は貴方とあったことなんてないよ？』

炭「Aさん！思い出してください！煉獄さんと共にすごした日を！
俺たちに稽古してくれた日々を！」

『は？何それ、知らないよ』

杏「知らないわけが無い！君は鬼舞辻無惨に騙されている！」

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