デレデレまみれ(1) ページ11
私の彼氏は、かの有名な伊沢さんです。
東大王で、編集長の、あの伊沢さんです。
そんな人が彼氏になってくれただけで文句言う権利無いと思うんですけど、
しかし...１つだけどうしても悩み事があるんです。
「伊沢さん、お昼ご飯どうしますー?」
「ん、好きにして」
「デートどこいきますか??」
「んー、別に、どこでも」
いつもお喋りな彼が私の前でだけ無口になってしまう事。
嫌われてるのかもしれない。わからないけど...
「ってことなんですよ福良さーん」
「それを僕に言われても、なぁ...」
ダメ元で相談してみたけど案の定困った顔をされた。
そこにやって来る伊沢さん。福良さんには元気な挨拶だったのに私には小さい声で挨拶。
気を落としていると福良さんが私に
「話しとくから、あっちの部屋行ってて」
と耳打ちしてくるので言われた通り隣の部屋に行って、ドアに耳を押し付けて話を聞くことにした。
「なんでAちゃんに冷たいんですか、困ってましたよ」
「え、マジで?俺そういうつもりじゃなくて」
「じゃあどういうつもりなんですか」
「いやぁ...そのさぁ」
伊沢さんが言葉を詰まらせる。何を言われるのか怖くて心臓が激しく脈打っていた。
「あのさ、Aって可愛いじゃん?前提として俺はあの子の事真面目に愛してるの。でも俺恋愛経験豊富な訳じゃないしどうして良いかわかんなくて。こんなに好きになったの初めてだから。つい冷たくしちゃうわけ。あー、でも冷たくしたら落ち込むAもすっげぇ可愛いからやめられねえって言うか...」
伊沢さんの口から飛び出た言葉に驚きを隠せず恥ずかしくなって顔を手で覆った。
すると私が耳を付けていたそこのドアが勢いよく開いて伊沢さんがたっていた。
「あ、伊沢さん...えと、ち、ちがくて」
じたばたする私の腕を掴んで、そのまま唇を塞がれた。
「俺も、違うから」
少し急ぎ足で福良さんの元へ戻った伊沢さんの耳が真っ赤だったのを見逃さなかった。
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リオン(プロフ) - 千明さん» ありがとうございます!お受験頑張って下さい!これからもよろしくお願い致します! (2019年2月1日 20時) (
レス) id: e8949646ec (このIDを非表示/違反報告)
千明(プロフ) - 受験勉強の後の癒しなので続編を作って欲しいです。これからも頑張ってください。 (2019年2月1日 20時) (レス) id: 9370889376 (このIDを非表示/違反報告)
リオン(プロフ) - †有角†@今年は受験生さん» 毎日の楽しみだなんてめちゃくちゃ嬉しいですありがとうございます!! (2019年2月1日 20時) (レス) id: e8949646ec (このIDを非表示/違反報告)
†有角†@今年は受験生(プロフ) - 続編希望です！更新が毎日の楽しみです 笑 これからも応援しています。お身体に気をつけて頑張ってください！ (2019年2月1日 20時) (レス) id: 779053c819 (このIDを非表示/違反報告)
リオン(プロフ) - ばんちょーさん» 合格していました!ありがとうございます〜!!ばんちょーさんも合格していますように!! (2019年1月31日 19時) (レス) id: e8949646ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リオン | 作成日時：2019年1月20日 21時
