第14話 疑い�� Side:安室 ページ31
どうやら本当に疑われているようだ。
「僕が彼を匿うメリットがありません」
「貴方がノックなのだとしたら？」
またその話か。
それはこの前の件で解決した……
はずだ。
「そうですね。僕がノックなのだとしたらその可能性もありますが……」
そこまで言ってドアのベルがまた来客を告げた。
幸か不幸か。
そこで会話は中断する。
入って来た人物に目を見開くが、目の前の女に悟られるわけにもいなかい。
「空いてる席にどうぞ」
笑顔で告げれば、2人組は奥のテーブル席に座った。
「さっそく来てくれたんだね」
水を運び客の1人である少年の前に置くと、綺麗な笑みでお礼を言われた。
「知り合い？」
そんな僕の行動を不思議に思ったのか、こちらを見て少年に問いかけた青年。
「話したでしょ？ポアロのお兄さん。サンドウィッチが美味しいって江戸川君が言ってた」
会ってこんなにもすぐ来るとは思ってなかった。
青年は少年に誘われて来たのだろう。
「あれ、宅急便のお兄さん。ここでもバイトしてるんですか？」
……
そういえは、こいつが赤井秀一ではないか確かめるため家に行ったとき、宅急便を装ったんだっけ。
カウンターに座る女には聞かれたくなかったな、今の会話。
また変なこと勘ぐられる。
ってか、あんなに攻め立てたのに気づいてないとか、どんだけ天然なんだよ、この人。
第14話 疑い�� Side:安室→←第13話 探り�� Side:安室
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 773人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夏生莉緒(プロフ) - ミアさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです！更新頑張りますね^ ^ (2019年4月29日 18時) (
レス) id: 178bcf1535 (このIDを非表示/違反報告)
ミア - とっても、面白いです＾＾ 頑張って下さい (2019年4月29日 18時) (レス) id: ba2dc2fbad (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夏生莉緒 | 作成日時：2016年8月15日 15時
