第61話 異変�� ページ7
どうやら僕を監視する気はないらしい男、ジンは、パソコンが来る前に部屋から姿を消した。
また、ドクンと心臓が鳴る。
その正体を知らないわけではない。
でも、思っていたより早くきた。
あまり時間は残されていないらしい。
僕が今の姿を取り戻せていられるのも、一時だけ。
時間が経てば小学生の姿に戻ってしまう。
調合した薬を飲んで戻ったわけではない。
あの短い時間ではそんなこと不可能。
ってか材料を揃えることができないし。
こんなことになるのだったら、あの時一緒に解毒剤を作るよう言うべきだったか。
元に戻るつもりなどなかったものだから、解毒剤のことなど考えていなかった。
今の状態は言わば応急処置にすぎない。
僕の第一の目的は果たされた。
どうやら、この中の情報を吹っ飛ばしている余裕はないようである。
やってきた構成員だろう男からパソコンを受け取り、抗ウィルスソフトの開発に取り掛かる、フリをする。
そんなところで見てたってすぐにはできないよ。
一刻も早く出て行って頂きたいのだが。
ここから出るための準備をしなければならないのだから。
中々出ていかない男に痺れを切らし、出て行くよう告げれば、彼はジッと僕を見つめて口を開いた。
「熱、あるのか？」
額に当てられたその冷たい手に驚く。
確かに、熱い気はする。
そりゃ、体を無理矢理弄ってるんだから、悲鳴をあげて当然か。
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真昼 - こんなに私の理想の夢小説あるなんて、、、、。本当に最高です！更新頑張って下さい(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾ (2022年5月5日 20時) (
レス) @page42 id: 5b53c5bf5f (このIDを非表示/違反報告)
やまは(プロフ) - すごく面白くてシリーズ一気読みしてしまいました！これからも更新待ってます！！応援してます！ (2022年2月27日 9時) (レス) @page42 id: d3221d33a6 (このIDを非表示/違反報告)
夏生莉緒(プロフ) - ぽんさん» レス遅くなりすみません！大好きだなんて、本当鼻血が出そうなほど嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2019年6月22日 19時) (レス) id: 178bcf1535 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん - 更新ありがとうございます！毎日読み返すほど大好きです！これからも頑張って下さい！ (2019年5月20日 0時) (レス) id: eadf73325c (このIDを非表示/違反報告)
夏生莉緒(プロフ) - テトリスさん» 応援ありがとうございます！とても嬉しいです^ ^これからもよろしくお願い致します！ (2019年5月19日 20時) (レス) id: 178bcf1535 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏生莉緒 | 作成日時：2018年9月16日 10時
