第75話 奇術師�� ページ35
ポアロを出て少し歩いた路地裏。
そこで工藤新一が振り返った。
「お前、何者だ」
名探偵が名探偵の顔してる。
いやいや、そこは気づこうよ。
そうそういないでしょ。
君に扮する人とか。
「そこの少年に聞けば？」
工藤新一が僕に視線を向けたことで、名探偵の鋭い目が僕を捕らえる。
どういうことだ、そう言わんばかりに。
そんな睨まなくても。
僕は君のピンチを救うためにだねぇ……
だいたい、探偵とはいえ、関西人に関東人のふりをさせることに無理があるのだ。
だから僕は……
彼に手を貸してほしいとお願いした次第である。
「俺も君に聞きたいことがあったから。変装なんて朝飯前だし」
工藤新一は頭に手を当てると、一瞬にして装いを変えた。
それを見た名探偵は一歩足を引いて、目を見開いている。
いや、まだ気づいてなかったの？
馬鹿にしてるわけではないけど、考えればわかることだと思う。
「その哀れな目を俺に向けるのいい加減やめろよな」
コソッと言う名探偵。
今言うことでもないと思う。
「こちらからのメール、届いただろ？こうやって君のお願いを聞いたんだ。教えてくれるよね、沖矢A君？」
相手もそう馬鹿ではないらしい。
そりゃそうか。
天下の大怪盗(自称)なのだから。
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真昼 - こんなに私の理想の夢小説あるなんて、、、、。本当に最高です！更新頑張って下さい(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾ (2022年5月5日 20時) (
レス) @page42 id: 5b53c5bf5f (このIDを非表示/違反報告)
やまは(プロフ) - すごく面白くてシリーズ一気読みしてしまいました！これからも更新待ってます！！応援してます！ (2022年2月27日 9時) (レス) @page42 id: d3221d33a6 (このIDを非表示/違反報告)
夏生莉緒(プロフ) - ぽんさん» レス遅くなりすみません！大好きだなんて、本当鼻血が出そうなほど嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2019年6月22日 19時) (レス) id: 178bcf1535 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん - 更新ありがとうございます！毎日読み返すほど大好きです！これからも頑張って下さい！ (2019年5月20日 0時) (レス) id: eadf73325c (このIDを非表示/違反報告)
夏生莉緒(プロフ) - テトリスさん» 応援ありがとうございます！とても嬉しいです^ ^これからもよろしくお願い致します！ (2019年5月19日 20時) (レス) id: 178bcf1535 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏生莉緒 | 作成日時：2018年9月16日 10時
