第63話 既視感�� Side:沖矢 ページ11
夕飯をどうしようか悩んでいる時間。
不意に玄関のチャイムが鳴った。
あれ、今度は誰だろう。
つい数時間前までいた少年ではないはず。
玄関を開ければ、目線の先に人はいなくて。
？
既視感。
視線を下げれば、やはりそこに人がいた。
でも、あの天才ではない。
いくら天才とはいえ、そんな簡単に帰っては来れないか。
しかも、彼は元の姿に戻ってるはずだから、もっと目線は高くなるはずだ。
「ちょっと、今日はここに泊めてもらってもいい？」
どうしたんだろう、急に。
カルアの事が気になるのだろうか。
帰ってくるとでも思っているのか。
彼はきっとここには帰ってこない。
そのメリットがないから。
むしろデメリットしかないのではないだろうか、とも思える。
それでも、彼はここにいるというのだろうか。
何か考えでもあるのか？
頭の切れる彼の事だ。
何か考えがあっての行動なのだろう。
彼はどこかカルアに似てるところがあるから。
一度家に帰ったはずだから、彼女にでも言ってきたのだろうか。
でなければ彼女が心配するぞ。
「だ、だから彼女じゃないって！昴さんまで！」
うん。
確かに、カルアが彼をこうやって揶揄う理由がわかる気がする。
羞恥心を隠しながら否定するその様がまた面白い。
2人になったため、夕飯はデリバリーにし、配達を待つ間。
その話題で少年を揶揄い倒したのはカルアには内密にしておこう。
困るのはたぶんこの少年だから。
羨ましがって倍以上やりかねない。
まぁ、帰ってくれば、の話だが。
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真昼 - こんなに私の理想の夢小説あるなんて、、、、。本当に最高です！更新頑張って下さい(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾ (2022年5月5日 20時) (
レス) @page42 id: 5b53c5bf5f (このIDを非表示/違反報告)
やまは(プロフ) - すごく面白くてシリーズ一気読みしてしまいました！これからも更新待ってます！！応援してます！ (2022年2月27日 9時) (レス) @page42 id: d3221d33a6 (このIDを非表示/違反報告)
夏生莉緒(プロフ) - ぽんさん» レス遅くなりすみません！大好きだなんて、本当鼻血が出そうなほど嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2019年6月22日 19時) (レス) id: 178bcf1535 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん - 更新ありがとうございます！毎日読み返すほど大好きです！これからも頑張って下さい！ (2019年5月20日 0時) (レス) id: eadf73325c (このIDを非表示/違反報告)
夏生莉緒(プロフ) - テトリスさん» 応援ありがとうございます！とても嬉しいです^ ^これからもよろしくお願い致します！ (2019年5月19日 20時) (レス) id: 178bcf1535 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏生莉緒 | 作成日時：2018年9月16日 10時
