第78話 メール�� Side:コナン ページ41
ポアロに戻ってから、先ほどまでカウンターにいた女がいないことに気づいたのはすぐだった。
蘭が服部に詰め寄ってる隙に安室さんに聞けば、ついさっき出て行ったとのことだった。
「確かに、楽しそうな顔はしてたよ」
それを聞いて、俺は店を飛び出す。
突然のことに驚かなかったのはきっと安室さんだけだろう。
蘭の声が後ろから聞こえるが、今はそれどころではない。
急いでさっきトボトボと歩いた道を戻る。
視界に入った案の定な光景に、焦りは募るばかり。
女の手にはスマホを握るカルアの手。
待て、俺はさっきどんなメールを送った？
数分前の出来事を思い出す。
『助かった』
あの女なら引っかかってもおかしくない言葉だ。
なんとかせねば。
そう思ってキック力増強シューズのダイヤルを回す。
が、だ。
蹴るものがない。
こんな時に限ってベルトをつけていないなんて。
仕方ない。
履いていた靴を片方脱いで２人に向かって蹴る。
ボールじゃないとはいえ、当てないように間を通す技術くらいある。
蹴った靴は、思惑通り２人の間を通り過ぎ、女の手がパッとカルアの手を離した。
ワザとらしく走り寄れば、明らかな嘘で返されてしまった。
ま、お互い様なのだが。
もはや誤魔化す気もないのだろう。
これはきっとベルモットからの警告。
この少年に手を出すぞ、という。
下手したらあのまま連れていかれていたかもしれない。
それでも、流石に俺がいる前で強行しようとは思わなかったようで、彼女はそのまま立ち去った。
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真昼 - こんなに私の理想の夢小説あるなんて、、、、。本当に最高です！更新頑張って下さい(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾ (2022年5月5日 20時) (
レス) @page42 id: 5b53c5bf5f (このIDを非表示/違反報告)
やまは(プロフ) - すごく面白くてシリーズ一気読みしてしまいました！これからも更新待ってます！！応援してます！ (2022年2月27日 9時) (レス) @page42 id: d3221d33a6 (このIDを非表示/違反報告)
夏生莉緒(プロフ) - ぽんさん» レス遅くなりすみません！大好きだなんて、本当鼻血が出そうなほど嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2019年6月22日 19時) (レス) id: 178bcf1535 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん - 更新ありがとうございます！毎日読み返すほど大好きです！これからも頑張って下さい！ (2019年5月20日 0時) (レス) id: eadf73325c (このIDを非表示/違反報告)
夏生莉緒(プロフ) - テトリスさん» 応援ありがとうございます！とても嬉しいです^ ^これからもよろしくお願い致します！ (2019年5月19日 20時) (レス) id: 178bcf1535 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏生莉緒 | 作成日時：2018年9月16日 10時
