第76話 答え�� Side:コナン ページ37
路地裏で姿を現したのは、怪盗キッドだった。
なぜ、お前が。
しかも今回は盗みでもなんでもなく、俺に化けることだなんて。
お前に何のメリットがあるというのだ。
彼は『そこの少年に聞け』と言った。
そこの少年、とは間違いなくカルアのことだよな。
ってことは、カルアがキッドに依頼したとでも？
「もう気づいてる、でしょ？僕はハッカーだよ。自分で言うのは何だけど、天才って呼ばれるほどのね。もちろん自分でもそこらへんの自信はあるよ」
質問に対して笑顔でそう告げるカルアに、キッドはため息で答える。
「んじゃ、何で今回俺に依頼したんだい？」
「そんなの、貴方が適任だったから、に決まってるでしょ？変装が得意で、騙すことに戸惑いのない人間。ほら、ピッタリ」
いやいや、安易だろ。
断られてたらどうするつもりだったんだ。
「はは……、俺が断ってたらどうするつもりだったんだい？」
ほら。
「ん？断らないよ。貴方は僕が腕利きのハッカーだってことがわかってる。ってことは、僕が貴方の正体を知っている可能性が高いことくらい簡単に予想できるはずでしょ」
そうか…
カルアは天才。
キッドにメールを送るくらいだ。
そのキッドの正体に気づいていてもおかしくない。
キッドの正体って一体…
キッドがチラリと俺を見て、諦めたようにため息をついた。
そのまま空へと消えていったキッドを追う気がしなかったのは、今日は彼に助けられたから、か。
探偵として、怪盗を野放しにはできない。
何か情報があるなら、とカルアに情報提供を求めて返ってくる答えは一体何なのだろう。
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真昼 - こんなに私の理想の夢小説あるなんて、、、、。本当に最高です！更新頑張って下さい(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾ (2022年5月5日 20時) (
レス) @page42 id: 5b53c5bf5f (このIDを非表示/違反報告)
やまは(プロフ) - すごく面白くてシリーズ一気読みしてしまいました！これからも更新待ってます！！応援してます！ (2022年2月27日 9時) (レス) @page42 id: d3221d33a6 (このIDを非表示/違反報告)
夏生莉緒(プロフ) - ぽんさん» レス遅くなりすみません！大好きだなんて、本当鼻血が出そうなほど嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2019年6月22日 19時) (レス) id: 178bcf1535 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん - 更新ありがとうございます！毎日読み返すほど大好きです！これからも頑張って下さい！ (2019年5月20日 0時) (レス) id: eadf73325c (このIDを非表示/違反報告)
夏生莉緒(プロフ) - テトリスさん» 応援ありがとうございます！とても嬉しいです^ ^これからもよろしくお願い致します！ (2019年5月19日 20時) (レス) id: 178bcf1535 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏生莉緒 | 作成日時：2018年9月16日 10時
