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「切原、ここでぶっ潰してやろーか？あぁーん？」
独特なしゃべり方をするな、と思う。
っていうか俺様？
「あんたの強さにも興味あるけど、今俺忙しいから。Aさんと試合しなきゃいけないし」
別にしなくてもいいんだぞ。
そしたら今すぐにでも俺は部活に帰るし。
「アイツと知り合いなの？」
隣りに来たリョーマ君が尋ねてくる。
「うん、ちょっとね」
ここにリョーマ君がいるのに試合をするのはちょっと嫌だな。
なんかしつこく聞かれそうだし。
「ってかA先輩テニスできんの？」
「少しね」
「ふーん」
ほら、すでに怪しんでるし！！
「ほら、Aさん、早く」
「え、うん」
乗り気じゃない…。
すごい乗り気じゃない！！！
だってリョーマ君いるし。
早く帰らないかなぁ。
「部活、行かなくていいの？」
「見てく」
「ハァ…、手塚に怒られるよ」
「そんなのもう今更ですって」
俺とリョーマ君の間に入ってきたのはどこかで見た顔。
「俺、青学テニス部2年の桃城武っす」
あぁ、リョーマ君の先輩か。
「先輩、ラケットあんの？」
「んー？切原君が持ってるっていうから」
「はい」
そう言ってリョーマ君から渡されたのはラケット。
使えってこと？
「いいの？」
と問い、頷いた彼に礼を言いコートに入る。
靴は…、まぁいっか。
「シューズ、ありますよ」
「いいよ」
鞄の中にティーシャツもあるが、まぁワイシャツで大丈夫だろう。
長い袖をまくり、右手に持ったラケットを軽く振る。
久しぶりだ。
さぁ、試合を始めようか。
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夏生莉緒(プロフ) - 夕霧さん» コメありがとうございます！コメ頂けると更新の活力になります！頑張りますのでこれからも応援よろしくお願いいたします^ ^ (2018年8月9日 16時) (
レス) id: e266ffce5d (このIDを非表示/違反報告)
夏生莉緒(プロフ) - 鈴さん» コメありがとうございます！これから過去編に入ります！末永〜〜くお付き合い頂けると嬉しいです^ ^ (2018年8月9日 16時) (レス) id: e266ffce5d (このIDを非表示/違反報告)
夕霧 - 次がとても気になります!これから更新頑張って下さい！ (2018年8月2日 1時) (レス) id: 8fe2495ae6 (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - 夢主くんの性格がどストライクすぎて好きです！続きが気になりますね！更新頑張ってください応援してます！！ (2018年6月3日 19時) (レス) id: c43d6d3e45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏生莉緒 | 作成日時：2018年5月17日 23時
