��-22 Side:切原 ページ13
「それより、さっきの話の続きだけど」
副部長が俺の横に並ぶのを確認して、部長が口を開いた。
「真田が言うように、異名だけが一人歩きしたんだ。最初誰が言ったのかは分からないけど、俺が“神の子”と呼ばれるようになったのにはAが関係してるんだよ」
「Aさんが……」
俺はつい先ほどした、彼との試合を思い出していた。
「前に言っただろ。アイツが認めてるのは幸村だけだと」
あぁ、確か彼が立海に来た時に。
「俺も認められてるのかは分からないけどね」
部長が悲しそうに呟く。
それに副部長は呆れたようにため息をつき、阿呆か、とこぼした。
「教わっといてよく言うよ」
教わった？
テニスを？
部長が？
いやいや、疑問ばかりなんだが。
「俺は片手しか使えない。だけど、それでも彼のように隙をなくす方法はないかと教えてもらったことがあるんだよ」
昔ね、という部長の目は懐かしそうに細められた。
思いだしているのだろうか。
Aさんとの練習を。
「それで……？」
悪いとは思ったが、俺は部長に先を促した。
知りたかった。
少しでも、Aさんのことを。
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夏生莉緒(プロフ) - 夕霧さん» コメありがとうございます！コメ頂けると更新の活力になります！頑張りますのでこれからも応援よろしくお願いいたします^ ^ (2018年8月9日 16時) (
レス) id: e266ffce5d (このIDを非表示/違反報告)
夏生莉緒(プロフ) - 鈴さん» コメありがとうございます！これから過去編に入ります！末永〜〜くお付き合い頂けると嬉しいです^ ^ (2018年8月9日 16時) (レス) id: e266ffce5d (このIDを非表示/違反報告)
夕霧 - 次がとても気になります!これから更新頑張って下さい！ (2018年8月2日 1時) (レス) id: 8fe2495ae6 (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - 夢主くんの性格がどストライクすぎて好きです！続きが気になりますね！更新頑張ってください応援してます！！ (2018年6月3日 19時) (レス) id: c43d6d3e45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏生莉緒 | 作成日時：2018年5月17日 23時
