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「今日はお開きだーーー！」
拗ねた環先輩が秋先輩の腕を無理矢理引っ張り、裏へと背中を押した。
「え、ちょッ、環！？」
秋先輩も驚いてフラフラと足を進めた。
「「殿、大人げなーーーーい」」
双子が冷やかしの意味を込めて声を揃えて言う。
「これだから…」
「鏡夜…」
まさに、一触即発。
「はいはい、二人とも。帰るよ」
そこは流石王子様と言うべきだろう。
バチバチと火花散る２人を簡単にいなした。
「カッコいー」
「ハルちゃんもシュウちゃんに惚れちゃった？」
ボソっと呟いた言葉をこれまたハニー先輩に拾われてしまった。
ニヤニヤ顔のハニー先輩と双子に視線を送られ、顔が赤らんだのが自分でもわかる。
別に、惚れたというわけではない。
その姿がやっぱりカッコイイな、と思っただけ。
「あ…」
２人の間を通り扉へと一番乗りに向かった秋先輩がいきなり立ち止まり、カバンを漁る。
他の面々はその様子をただ見るしかない。
「あちゃー」
そうやって頭を抱える姿ですら様になるから美形とは羨ましい。
「どーしたの？」
「スマホ、生徒会室に忘れた、かも…」
生徒会室？
今日は優先日なのに…？
そう思ったのは何も自分だけではなかったことにすぐに気づく。
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漢女(プロフ) - とても面白いです！更新頑張ってください！👍 (2022年2月17日 10時) (
レス) id: b20ea5b692 (このIDを非表示/違反報告)
夏生莉緒(プロフ) - すがさん» コメありがとうございます！！嬉しいです^ ^頑張ります！ (2018年12月1日 19時) (レス) id: 5dd4e92bc9 (このIDを非表示/違反報告)
すが - 面白い！更新頑張ってください！ (2018年11月26日 22時) (レス) id: d01b933006 (このIDを非表示/違反報告)
夏生莉緒(プロフ) - スイさん» ありがとうございます！更新頑張りますね^ ^ (2018年10月8日 21時) (レス) id: 00c7ceb1d0 (このIDを非表示/違反報告)
スイ - え、続き凄い気になる (2018年9月24日 11時) (レス) id: 8fe2495ae6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏生莉緒 | 作成日時：2018年5月4日 22時
