ルリ｢今日の朝御飯はカレー。タマネギ無しよ？後輩が苦手だって言ってたから、その分美味しくしたわ。｣ ページ43
｢大外様、入ります｣
大外｢どうぞ。...紅茶は君と僕の分と言ったはずだが？｣
｢私はいりません。どうぞ、大外様だけでお召し上がりください｣
紅茶をテーブルに置いた後、掃除を始める。大外様は暫く不満の表情を浮かべていたが、文句を言わずに紅茶を飲み始める。
色々と気遣ってくれていることはわかっている。だけど...
...何故気遣うのだろう？
大外｢倉本さん...いや、A。ここに座ってくれ｣
呼び捨てされても驚きはしない。客と親しくなっても...多分大丈夫だろう。
それにゲームでは、これは親交度を深めたということ。ある程度キャラクターと親交を深めればストーリーは進むのだ
これはゲーム...期待なんかしてはいけない。
大外｢掃除ご苦労様。君も紅茶を飲んだらどうだい？｣
｢え？大外様が飲まれていたのでは...｣
大外｢いつも通りさん付けでいい。何で急に様なんだい？｣
｢二次元級に尊いから｣
大外｢...やっぱり馬鹿だな。君は...｣
暫く無言が続いた後、大外さんは私に紅茶を押し付けてくる。...素直じゃない、というのか。私もその優しい心に押し負けられ、紅茶を飲んでしまう。
深く考えてはいけない...私はただの従業員だ。大外さんもただのお客様だ
大外｢さん付けで呼ばなくていい。どうやら僕は、君に惹かれてしまったらしい｣
｢大外さ...｣
大外｢言っただろう？さん付けで呼ぶなと...ね。｣
不意に抱きしめられ、さらに深く考えそうになってしまう。
違う...これは違う。
大外｢聖生、そう呼んでくれ｣
｢...聖...生...｣
大外｢そうだ...そのまま眠ろう。君は騙されやすい。そんなところに惚れてしまったんだよ｣
瑪瑙｢...支配人、奥歯｣ 支配人｢今から働きます！！！｣→←｢ボス戦でガードはいらない。徹底的に叩くのだ！｣
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琲世(プロフ) - 音子｢やっと更新できました...ゆっくり閲覧してくださいね｣ (2018年5月29日 9時) (
レス) id: 7a68657f39 (このIDを非表示/違反報告)
琲世(プロフ) - 音子｢すごいです...まさかこんなに閲覧してくれているだなんて...これからも誰ソ彼ホテル小説を、そして本家もよろしくお願いいたします。｣ (2018年4月2日 17時) (レス) id: 7a68657f39 (このIDを非表示/違反報告)
琲世(プロフ) - 音子｢一日でこんなにもアクセス数が出るとは、思いもしませんでした。まあ気長に読んでください。阿鳥パイセンもめっちゃいいので。ルリ先輩可愛すぎて辛いので。｣ (2018年3月20日 21時) (レス) id: 7a68657f39 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琲世 | 作成日時：2018年3月20日 13時
