大外「このホテル、あまりお客さん来ないよね。まあその方が気楽でいいんだけど」 ページ4
今回も謎解き仕様だった。頭を使うのは正直面倒くさい。楽したい。だけどいつもよりは簡単だった
音子「数字...あっ、もしかしてこれかな」
とある名刺に書かれた日付を入力すると、中からスマホが出てきた。他にあったのは...日記ぐらい。日記にはお客様の名前と思われるものが書かれていた
音子「お客様、おそらくこれがお客様の名前かと」
「...倉本A...思い出した。私の名前は倉本A...」
音子「スマホにも何かあると思いますよ。見てみましょっか」
お客様はスマホの電源をつける。写ったのはゲームアプリ。
「...ゲームアプリがたくさん...そういえば私、ゲームが好きでした。」
音子「LINE見てみましょ。何かあるかも」
私に言われるがまま、お客様はLINEを開いた。まず画面に写ったのは友達一覧。非公式を含め64人。どんだけ繋がってるんだ。
「あれ、トークに何か...」
お客様はそれを開く。私も内心めっちゃ楽しみにしてる。だけどその謎の期待を裏切るかのように、驚きのメッセージが送られていた。
『二度と目覚めんな(笑)』
遊び半分で送ったのだろう。しかしそのメッセージがお客様を傷つけたことを、私は確かにわかった
音子「お、お客様...」
「...私、あまり必要とされてないんです。だから仕方ないです。音子さんありがとうございます。おかげで名前が思い出せました。ハッキリと...」
気づいたらお客様の顔は肉じゃなくなっていた。綺麗な顔立ちだった。カジノにでもいそうな感じの...なんかめっちゃ美人。
ルリ「地獄って本当にあるのかしら?」→←支配人「時間軸は特にないよ。えっ、適当?そんなわけないじゃないか〜!...多分」
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琲世(プロフ) - 音子「やっと更新できました...ゆっくり閲覧してくださいね」 (2018年5月29日 9時) (レス) id: 7a68657f39 (このIDを非表示/違反報告)
琲世(プロフ) - 音子「すごいです...まさかこんなに閲覧してくれているだなんて...これからも誰ソ彼ホテル小説を、そして本家もよろしくお願いいたします。」 (2018年4月2日 17時) (レス) id: 7a68657f39 (このIDを非表示/違反報告)
琲世(プロフ) - 音子「一日でこんなにもアクセス数が出るとは、思いもしませんでした。まあ気長に読んでください。阿鳥パイセンもめっちゃいいので。ルリ先輩可愛すぎて辛いので。」 (2018年3月20日 21時) (レス) id: 7a68657f39 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琲世 | 作成日時:2018年3月20日 13時