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渚｢自律思考固定砲台だったり、地面が凍ったり...すごい疲れた。｣
赤羽｢俺も...あんな異世界ものが体験できるなんて、思いもしなかったよ。｣
竹林｢しかし興奮したな...動画を録りたい人生だった！！！｣
赤羽｢また見せてもらえば...おっ、もう元気になった？｣
｢うん！元気になっ｣
学秀｢こっちに来い。｣
赤羽｢...独占欲の塊ってワケ？｣
学秀｢勘違いするな。こいつが病み上がりだから、無理をさせたくないだけだ。｣
...やっぱり、A組とE組の対立は確実なものになっている。先ずはこの現状を少しでも改善しなければならないけど...それは娘に任せておきたい。
蜂須賀｢学秀、渚はとても強い子なの。今日は渚とゆっくり話させてあげたいのだけれど...｣
学秀｢...あなたがそう言うなら...いいですよ。｣
｢お母さん、お母さん！ここにいる五人なんだけどね、E組の皆と仲良くしてくれるんだって！私すっごく嬉しい！｣
蜂須賀｢ふふっ、それはよかったわ。...Aはもう気づいていたの？私の目のこと...｣
｢前から気づいていたよ。だからお母さんに私をわかってもらえるよう、何度も触ったの！｣
学秀｢...は？見えてないのか？でも左目...！｣
蜂須賀｢義眼で誤魔化してる。｣
小山｢義眼ってそういうものだったか...？｣
蜂須賀｢A...あなたは本当に優しい子ね。あなたならこの腐った学校を変えれるわ。｣
渚｢(理事長の息子の目の前でよく言えるね...)｣
蜂須賀｢そうそう、帰ったら治療しましょうか。少し辛いでしょうけど、頑張れば仮想世界と現実の区別がつくようになるわ。｣
｢うんっ！...ああ、でも...今日は学秀のところに泊まるの。｣
蜂須賀｢...触れたら殺す。｣
学秀｢絶対に触りません！！！｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2020年12月9日 22時
