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私が誰かを殺すなんて夢、それは悪夢だ。
｢＿＿＿＿＿は人間に戻る。...大丈夫だよ、渚。無力で可愛らしい君に代わって、私が彼らを殺してくるから。あなたも思うでしょう？＿＿が人間に戻れば、地球は救われるのですってこと。｣
これは、悪夢だ。そうに違いない。
渚｢確かにそうかもしれない。でも、僕は君に殺しなんてさせない！｣
｢そんなこと、約束に含まれていたっけ。｣
渚｢こんなことで泣かせたくない。必ずAを守る。｣
私が渚を殺すなんて夢は...悪夢だ。
｢...危ない...失神、するところ、だった。｣
渚｢...今朝、やり忘れていたの？｣
｢またドジしちゃったというか...嫌な夢を見たから、早く渚に会いたかったんだ。とにかく...教室に行こうか。｣
体が酸素を欲している。それなのに呼吸が元通りになるのが遅い。いつもより遅すぎる。
ああ、これが...お母さんの言っていたことなのだろうか。全く別の病気にかかったのか？
｢あ...烏間さん、おはようございます。｣
烏間｢暫くこちらに顔を出せない。蜂須賀さんが代わりに指導してくれる。｣
赤羽｢おっ、化け物の指導もめっちゃいいじゃん。｣
渚｢...A、無理はしないでね。僕が下まで送ってあげるから。｣
｢渚も逞しくなったね...ふふっ、嬉しいよ。｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2020年12月9日 22時
