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意外と美味しい。
学秀｢これも...いける。｣
蜂須賀｢皆の好きなものを調べて、そこからバランスのいい食事に仕上げたの。おかわりもあるからね...♪｣
瀬尾｢おかわりいただけますか！？｣
蜂須賀｢ふふっ、若い子は早くていいわね。今持ってくるわ。｣
｢ユキおじいちゃん、後でゲームしよ！勉強も教えて！｣
有馬｢ああ。その前に、友人との関係はどんな感じだ？今も地下に連れ回しているのか？｣
｢うん！皆が教えてくれた地下通路を通ってね♪｣
｢｢｢｢｢(悪の根元はお前らか！！！)｣｣｣｣｣
普段も笑ってはいるけど...今のAはもっと笑顔になっている。他の女よりかはマシだ。
｢...学秀？｣
学秀｢あっ...こ、これは違う！撫でたというか...その...｣
煌｢撫でる以外の何があるって言うんだああそうか彼氏か彼氏なら問題はないが彼氏以外なら｣
蜂須賀｢また悪い癖出てるよ、煌。それで何人の男の子が泣いたと思ってるの？｣
煌｢ごめん...妹が生まれたとき、気持ち悪い男たちから守らないとって思ってさ。どうしてもこの短剣を出してしまうんだ。｣
学秀｢...お前、よく生きてこれたな？｣
｢えへへ...♪煌、学秀は私の幼馴染みだよ。彼氏じゃないけど許してくれるかな？｣
煌｢...仕方ないな。お前の婚約者は年収五億以上って決まってるもんなー♪｣
｢ねーっ♪｣
学秀｢諸悪の根元こいつか...微妙に年収上がってないか！？｣
つい撫でてしまった。その理由は僕でさえも理解できない。
学秀｢...どうして...なんだろう。｣
榊原｢やっぱり惚れているんじゃ...｣
渚｢煌お兄ちゃん！遊びに来ました！！！｣
学秀｢うげっ｣
渚｢...すみません、今日は帰り｣
煌｢おーよく来たな！それから合鍵携えてどこに帰る気だよ、小僧。｣
渚｢いえいえそんなつもりはありません是非泊まらせていただきますねアハハハ｣
学秀｢...今回ばかりは見逃す。気を付けないと死ぬぞ。｣
英恵｢渚はお前らと違って大切な弟だ。膝枕させろ。｣
渚｢英恵お兄ちゃん...酔ってる？｣
｢めっちゃ酔ってるよ。｣
後は帰るだけなのに、この思考が邪魔なんだ。どうして彼奴を撫でたのか...それに気づかないと、ダメな気がするのに...
｢また学校で会おうねー！｣
学秀｢たまには授業に来いよ。｣
煌｢お前...また出てないのか？｣
｢うげぇ...家族にバレた以上、一週間出席確定かな。｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2020年12月9日 22時
