煉獄杏寿郎 ページ47
杏寿郎「君が無惨に狙われている...新人隊士なのか?」
「はい。私の花の知識を狙ってると...何時襲撃が来るか、わかったものじゃないですよ。地柱の人にも閉じ込められそうだし...寒気がする。」
杏寿郎「お館様はあんな奴でも優しくする...とてもありがたい...」
「お館様...鬼殺隊をまとめる方ですか?」
杏寿郎「そうだ!柱である俺たちはお館様のお顔を確認しているが、地柱である彼奴だけが会ってない。会議すら参加してない」
「ただのクソじゃないですか」
杏寿郎「はははっ!まあ多めに見てやってくれ!」
あの馬鹿を許すことができるだろうか_____絶対に無理だ
鎹鴉「走れ!共に任務へ向かえ!次の任務は南西だー!」
「まだ夜になったばかりなのに...もう鬼が活動しているのか。」
杏寿郎「よし、共に行くぞ!君の力を見せてくれ!!!」
...私はよく考えてみた。確かに私に実力はあるが...ずっと鬼にやられっぱなしな気がする。一体目は善逸のおかげだし、二体目である母は自ら斬れと云ってきたし...
ほぼ実力を見せれてないことに気づいた
「...山火事?」
杏寿郎「鬼は炎の使い手と見られる。その炎を利用し、俺が殺る!君には雑魚処理を担当してほしい!」
山迄走ると、たくさんの人たちが丸焦げになっていたり、火に囲まれた市民も残っていた。山の麓に火消しがいた為、きっと間に合ってくれると信じている
杏寿郎「火を起こして逃げる気か...食われた人も多かった!多分この人たちは登山をしていたのだろう!」
「わかってます...助けれる人は助けましょう!鬼は第二優先だと判断します!」
杏寿郎「それなら大丈夫だ!先刻他の隊士たちも来てくれたからな!」
火があって頭がふらつく
____何かの気配を感じた。影がうっすらと見える
「そこかッ!?」
日輪刀を真横にして防御に入ると、鬼が襲いかかってきた。この頑丈な日輪刀でさえも、壊れそうな勢いだった
孵「失敗か」
「待て...!」
またあの親切な人に近い影だ。目が痛くなるほどに苦手な影
杏寿郎「大丈夫か!無理を云ってすまなかった。君は少し休むといい」
「然し...杏寿郎さんは...」
杏寿郎「鬼ごときに負けてはいられない。だが後輩である君の体調も心配だ。俺も一緒にいよう!」
「...少しずつ進んだ方が...よろしいのでは?」
杏寿郎「それがあったか!」
「(この人可愛い系の馬鹿か)」
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作者名:琲世 | 作成日時:2019年6月22日 21時