敵の利用 ページ20
刀を持ち姿勢を直す。目の前に鬼がいるのに、ここでくたばれば鱗滝さんとの修行も無駄になってしまう
愈史郎「女!貴様も戦うなら、俺の視覚を貸してやる!!」
愈史郎が私に何かを投げ、それが額に刺さると目が書かれた紙に具現化する。
___見える
「矢印か...ありがとう!私にも見えるようになった!」
炭治郎「A!こいつの矢印に刃が触れれば、矢印の方向に飛ばされる!気を付けろ!」
矢印の速度もかなり速い...ううん、これなら確実に殺せる。逆にこう考えてしまえばいいんだ
「相手の矢印を利用する!」
背後から来る矢印を鷲掴みにして、矢印の勢いを利用して鬼に一気に近づく。そしてその勢いを更に有効活用して、相手の首を...
「壱ノ型、水面斬り!」
矢琶羽「女が...儂に触るなァッ!!!」
手の目玉が閉じた瞬間、その矢印で屋敷迄飛ばされる。壁が破壊され、瓦礫が押し寄せてくるが、すぐに水の型で瓦礫を破壊し体勢を直す。だけど腕に痛みがあり、刀をすぐ落としてしまう
「ごめん...炭治郎...」
珠世「敵の矢印を利用するというのはいい線でしたが、少し勢いが足りなかった。浅草は人が多いため、その時の疲労もまだ回復しきってないのでしょう」
「すみません...後はお願いします...」
珠世「...さあ、地下室に行ってください。すぐに終わらせます」
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作者名:琲世 | 作成日時:2019年6月22日 21時