血鬼術 ページ18
一人はとてつもない破壊力を持った、鞠使いの鬼。もう一人は...
「手の目玉気持ち悪いな!?申し訳ないけど!!!」
炭治郎「近づくのに少し躊躇する...」
愈史郎「珠世様以外は全員気持ち悪い」
「本当に大丈夫?大丈夫だよね!?せめて鞠使いと戦わせて!?」
矢琶羽「...女の剣士よ...腕の一本や二本持っていかれる覚悟はあるだろうな!?朱紗丸!」
多分本人も少し気にしているのだろう。...怒らせてしまった。生け捕り対象がいても鞠は容赦なく室内で跳ね返っており、直接当たれば本当に腕を失いそうな勢いだった
愈史郎「珠世様!」
珠世を庇おうとすると鞠は突然方向を変え、愈史郎の顔を破壊する。多分これは...死んだ
炭治郎「愈史郎さん!」
「炭治郎、危ない!」
鞠が当たらないことを祈りながら、炭治郎を正気に戻そうとする。突然鬼が襲撃に来たのだから、かなり混乱しているはずだ
炭治郎「俺は大丈夫だ。Aは地下に避難してくれ!」
「否...あの気持ち悪い目玉を相手する。あの方というのはおそらく、鬼舞辻無惨のこと。私自身が直接目的を吐かせないとって思っているから」
愈史郎「...ぐっ...」
炭治郎「再生した!?」
「すごい...男の鬼を探してくる!女は頼んだ!」
外の景色をじっと見つめれば、先刻まで男から出ていた影は木の上に向かっていた。あの鞠の不自然な動きも、おそらくはあの男の仕業だ。でなければ隠れる必要性がない
「妹のことも訂正する。あの子はいい子だよ」
炭治郎「...ありがとう、A!」
64人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:琲世 | 作成日時:2019年6月22日 21時